7月29日(土)働く
日本経済新聞データで読む地域再生『働く高齢者、沖縄・九州で急伸 人手不足深刻官民連携で後押し』が掲載された。高齢化が進むなか、「生涯現役」に向けて働くシニア世代が増えている。65歳以上で仕事をしている人の割合は増加傾向が続いており、なかでも九州・沖縄地域の伸びが目立つ。高齢化や人手不足が深刻な地域で、自治体や企業も高齢者が働きやすい環境を整えようと懸命だ。一方で、中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は28日、2023年度の最低賃金の目安を全国平均で時給1002円にすると決めた。1000円を超えたのは初めて。現在の961円から41円増え、上げ幅は過去最大となる。どう調整するか。
さて、日課を終えて午前8時半前に石巻日和ライオンズクラブ・石巻想クラブ支部の「ライオンズこども農園」収穫作業へ一足先に。その後、時間前にメンバーが揃い炎天下の中、汗だくで収穫、じゃがいもにキャベツとお疲れ様。こども農園収穫作業を終えて、一息。「蝉の抜け殻がいっぱいある」と、あちこちに蝉の抜け殻が有り、蝉の一生は幼虫の期間が7年ほど、成虫はわずか7日間で、合計7年7日ほどで「ミーンミンミン」「かなかな」の鳴き声の話題になった。切ないなぁ!その後、汗かき次いでに、メンズカーブスで一汗。ランチ後、『よみがえる縄文の女神』渡辺誠(学研)を読む。記紀神話の原型は、縄文時代に形作られていたと。以前に第43回サントリー学芸賞をも受賞した『土偶を読むを読む』竹倉史人(晶文社)を読んだが、違っていて面白い。縄文研究の碩学が、土器や土偶、数々の遺跡・史料を通してその精神世界を読み解き、文字をもたない縄文文明が、いかにして豊饒な祈りの世界を築き上げたのか。日本人の心の基層に迫るスリリングな試みだ。その足で、市内へ。石巻まちの本棚がオープンして10周年を迎えた。東日本大震災後の市中心部に「街の本屋さん」として誕生し、街の新たな活力として活躍。本日からも高橋英吉さんの娘さんの「高橋幸子さんの絵葉書販売・子どもの本の古本バザール」が開催された。さらに、掘り出しもの『石川啄木と仙台―石巻・荻浜 』相沢 源七編(宝文堂)を発見、「買ってよー」と声が聞こえ購入。ワクワクだ。かわべいに寄って、「渡波の小さなお堂の夏祭り」へ。子どもたちの絵(アート)を見て、べっこうしじみ購入してきた。自宅に戻り、夜は、青空レストラン「表浜アナゴ」。名人は大澤さんと漁の様子、「アナゴの白焼き」と「番屋フジマル」と言う食堂で働いていらっしゃる
阿部みさをさんが「アナゴの蒲焼き握り」、同じく阿部幸子さんの「梅しそ天ぷら」、表浜アナゴの長さを生かして作る「天ぷら」、アナゴの肝を使った「お吸い物」。乾杯料理は「アナゴチリバーガー」。土用の丑の日を前に、美味しそう。お疲れ様。