8月12日(土)準備

 『「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」―。国連のグテレス事務総長の警告である。その言葉を裏付けるようなニュースが相次いでいる』と社説で指摘があった。欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は7月の世界平均気温が16.95度となり、1940年からの観測史上、月平均で最高になったと発表した。海面水温も過去最高タイの20.89度だった。世界各地が猛烈な熱波に襲われている。大規模な森林火災が続発し、熱中症などによる死の危険も招いている。日本も例外ではない。気象庁によると、7月の平均気温は基準値を1.91度上回り、45年ぶりに最高を更新した。非常に遅い上、Uターンした台風6号が沖縄県と九州などを襲った。異常な動きは、温暖化による海面水温の上昇だけでなく、北極の温暖化が偏西風を蛇行させている影響があると指摘する専門家もいる。その北極海の氷の融解が加速しているとの分析を発表したのは、韓国などの国際研究チームだ。夏に消失する事態が、早ければ2030年代に起こる可能性があるという。まさに私たちは危機の時代に直面している。だが二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出削減は遅々として進んでいないのが実情だと。
 さて、朝までに雨がさっと降ったが、相変わらず暑い。午前中に天気予報通りに雨が降ったり止んでりの曇天の影響で5度くらい下りようやく過ごしやすくなった。と思ったら宮城県と仙台管区気象台は午後6時40分、栗原市西部に土砂災害警戒情報を出し、何とも極端な天気だ。大雨のため、栗原市西部では土砂災害の危険度が高まっていて、避難が必要となる危険な状況となっていると。崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町村から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけて欲しい。きょうは妻とご挨拶と明日からのお盆のお買い物。先祖に感謝して、NHKで宮城代表の仙台育英を応援。夏の甲子園2回戦で福島代表・聖光学院と対戦し6回まで1点を争う接戦だったが、仙台育英は7回にタイムリーなどで突き放し、8対2で勝利し3回戦進出を決めた。

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