9月16日(土)視点
朝、秋の気配を満喫し日本経済新聞文化面に『棟方志功展 世界のムナカタの成り立ち』を読む。今年生誕120年を迎えた版画家、棟方志功は海外の美術展で受賞を重ね「世界のムナカタ」と呼ばれた。現在、青森県立美術館(青森市)で「棟方志功展」が開催中。国際的芸術家の形成に、故郷の青森、活動の中心だった東京、疎開先の富山という3つの土地がどんな影響を与えたかを、様々な領域の作品を通じて紹介していると。以前、青森で観て来たが、「阿修羅」「観音経曼荼羅」「ニ菩薩釈迦十大弟子」など素晴らしい。3つの土地の創作への影響など思って観てみたい。
さて、地元旧東浜小学校グランドで『第10回荻浜地区グランドゴルフ大会』が3年ぶりに開催。私も参加させていただき、1打毎に歓声が上がって楽しくプレーできた。途中でチーム交代で地元の方々と親交出来た。2ゲームを終え午後0時30分に表彰式、ホールインワン賞3人、1〜3位まで表彰など行い、スポーツの後のお弁当は格別。食後、市内のかわべいへ向かう途中で、「ツール・ド・東北2023」の自転車の方々とスレ違った。明日は石巻、気仙沼、女川、南三陸の2市2町の65〜210キロの4コースを走るようだ。午後2時から第16回いしのまき歴史散歩「奥州仙台領国 流渡波塩田史」(その1)をNPO法人石巻アーカイブ理事・郷土史愛好家 鈴木紀男氏を講師にかわべいで開催。先ずは、疑問1. 枕言葉に使われる入浜式塩田、2.流留に住む菊地与惣右エ門、3.寛永3(1626)年のグローバルな時代背景を考え、本題は1.流留渡波塩田とは、2.製塩のしくみ、3.流留渡波塩田年表の3テーマについてお話しいただいた。郷土史を日本の歴史と対比しての説明はとても重要な事だ。