10月4日(水)苦言
宮城県議会の定例会、災害対応を柱にした総額44億円余りの一般会計補正予算案が可決された。議員提案で、犯罪被害者らを支援する条例の全面改定も成立した。条例は、子どもや障害者など自ら被害を訴えることが難しい被害者に対し、相談体制を確立するよう県に求めている。本日の閉会により、県議会議員選挙へ向けた動きがこれから本格化する。今期をもって、8人が引退、うち、村井嘉浩知事の県議時代(1995年~2005年)も知るのは、中沢幸男、菅間進、安藤俊威、岸田清実、池田憲彦の5氏。現在5期目の村井知事に、年期に裏打ちされた意見をぶつける県議がますます少なくなる。ベテランだからこそ言える、知事への最後のメッセージが河北新報に掲載された。『拝啓、村井様』で苦言を呈し、なるほどだと思う。宮城県議会議員選挙は今月13日告示され、22日投開票が行われる。
さて、午前中11時まで整理し伊藤信太郎大臣のポスターをお願いした。その後、打ち合わせしお昼にメンズカーブスへ。月初で計測も順調、数字が結果を表している。午後からは、区の会計で銀行やメーカー処理。漁協支所を回った。奇しくも、自宅に戻るとNHKニュースで『東京電力福島第一原発にたまる処理水の放出を受けて海外で日本産水産物の輸入を規制する動きが強まるなか、仙台市で4日、水産事業者を対象に政府の支援策に関する説明会が開かれた』と。説明会では、各省庁の担当者が総額1,007億円にのぼる政府の支援策を紹介し、中国や香港に依存していたホタテなどの輸出先の転換を後押しするため、一時的な買い取りや保管を支援するほか、海外でのビジネスマッチングやイベントの開催などを通じて販路拡大をサポートするという。その後、個別相談会も開かれ、参加者たちが現状を訴え、受けられる支援策について相談したと。農林水産省の担当者は、現場の声を直接聞くことで、今後の支援策にいかしていきたいと話していた。しっかりと対応願いたい。