10月6日(金)再生
『漁業者が森林を購入 13ヘクタールに託す「ある計画」 福岡』ニュースを紹介いただいた。有明海から約30キロ離れた福岡県八女市上陽町の森林を漁協が購入した。漁業者たちが海や川の上流にある森を育てることで、豊かな漁場を取り戻すきっかけにしたいという。森林は矢部川の支流・星野川の両岸にある。「福岡有明海漁連」(柳川市)が約7.7ヘクタール、「矢部川漁協」(八女市)が約5ヘクタールをそれぞれ購入し、今後、植樹をする計画だ。なぜ、漁業者が森林を買ってまで育てるのか。ノリの養殖者らでつくる福岡有明海漁連の西田晴征会長は「筑後川と矢部川水系から注ぐ水が豊かな有明海を育て、その恩恵を私たち漁業者が受けている」と語る。森林に降った雨は、腐葉土などの栄養分を取り込み、ゆっくりと川や海へと流れ込む。その栄養分を植物性プランクトンや海藻が吸収し、魚はプランクトンを食べる。そのおかげで、矢部川ではアユやモクズガニ、ウナギなど、有明海では養殖ノリやアサリ、ガザミなどの漁が盛んだ。ところが、西田さんは最近、川の水量や栄養分が減っているのではないかと感じているという。購入した森林は、スギやヒノキなどの針葉樹が大半だが、落ち葉が栄養豊かな腐葉土になる広葉樹を増やしていく計画だ。県八女森林組合にも協力してもらうという。久しぶりに漁協勤務時代を思い出したSDGsはじめ生産基盤の環境を守る事は当然だ。改めて原点に帰ることが大事だと思う。
さて、朝一で包装資材店で懇談し、宮城県地方振興事務所水産漁港部で昨日の案件のホタテ貝の件で協議、続いて磯焼けなど対応(特に、カジメスポアバックの設置活動で藻場をつくり磯野再生)で懇談、胞子待ちと言うことで終了。タイミングよくメンズカーブスに寄り午後から同窓会の精算を行い市役所と議会へ。役所で市議OBと会い、女川町と東松島市の議会は2度にわたって定数削減している。マザーシティでも実行をと。しっかりと胸に再生のため頑張って行く。