12月4日(月)公共交通

 日本経済新聞Inside Out「 いまを解き明かす」に『バス路線、都市に迫る崩壊の波』が掲載された。バス路線の廃止や減便が全国で相次いでいる。新型コロナウイルス禍では利用客が離れ、全国の路線バス事業の9割が赤字になった。苦境は続き、不採算路線の見直しが避けられない状況にある。東京や大阪などの大都市圏も例外ではない。自治体はさらに公費を投入して「生活の足」を守るべきなのか、決断の岐路に立たされている。「バス事業は深刻な状況だ。人手不足、燃料高……。毎日のように減便・廃止のニュースが流れている」。事業者の9割赤字で人手不足も重荷になっている。民間努力にも限界も有り、国は地域連携を促す。バスが消滅すれば交通空白地に許された自家用車による有償運送、ランドシェアが最後の手段となると。難しい問題で、どう対応すれば良いのかと真価を問われる。おりしも、石巻市議会地域交通対策特別委員会が今月12日(火) 本会議終了後に開催され、今後の委員会活動について議論する。新聞は、公共交通網の維持と負担について自治体と住民が一体となって考えるべき時期に来ていると結んでいた。
 さて、定置網に入った新鮮な鯵をいただき活力を感じる。市内で懇談し、偶然お会いしてコーヒーブレイク。午後からは市役所・議会会派室で整理。その後、気候変動が世界の農産物に影響していることや大きな分岐点にあることなどで懇談。しっかりと向学心を維持しつつチャレンジだ。

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