12月5日(火)浄化

 河北新報社説に『自民派閥の裏金疑惑 真相究明、総裁の責任果たせ』が掲載された。パーティー収入の過少報告だけでも悪質なのに、あろうことか、一部を議員側にキックバックし、国民の目の届かない裏金に変えていた疑惑が広がっている。自民党と各派閥の幹部に真相究明を主導するリーダーシップは見られず、党の自浄能力に疑念が向けられている。もはや対応を各派閥に委ねていられる段階ではない。岸田文雄首相は自ら先頭に立って事実関係を明らかにし、党総裁として説明責任を果たすべきだと。いつの時代も政治とカネの問題が浮上する。規制を強化しても抜け道を探す。具体的な中身が不記載だとか、キックバックや議員個人への振り込み、5大派閥すべてでやっていたということで組織的な行為とみられても仕方がない。政治資金規正法違反や脱税になりかねない。自浄能力を早期に発揮して欲しい。
 さて、歴史は繰り返す。郷土史と平川新先生著書が届き午前中にチェック。同じ轍を踏まない対策が重要だとつくづく思う。ランチは、友人と懇談を兼ねて一緒した。暮れに入り、経済界は木枯らしどころか厳しさが増している。特に、復興特需も終え温暖化ならぬ沸騰化で水産業界も厳しい。国家を司る政治家が国民に夢を与えるどころか不満を増幅させるようではとつくづく思う。午後からは、石巻市出身のフランク安田さん展示会が、石巻市かわまち交流センター1階で開催されている(10日まで)を見に行く。主催は、フランク安田友の会で、フランク安田さんに関する資料など100点近く展示。テレビ番組「世界を変える100人の日本!-極寒アラスカ奇跡の救出劇-」のビデオ放映もあった。その後、1マイルアートカフェ山浦多久二油彩原画展を見ながら山浦さんとご挨拶。山浦さんの絵に合わせ安田智彦ジャズコンサートも楽しめた。夕方、妻からのメールで愛犬が体調悪く動物病院へ。注射3本に点滴、心配したが、無事元気になり帰宅。ホッとした。

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