2月4日(日)立春

 二十四節気の立春。ウォーキングを終えて、菩提寺の曹洞宗円通山吉祥寺から毎年「立春大吉」「鎮防火燭」の御札を玄関に貼った。日本経済新聞チャートは語るに『地方議会、止まらぬ空洞化 首長「専決」数、10年前水準 担い手不足も顕著』が掲載された。地方議会の空洞化がとまらない。審議を担う議員のなり手不足は深刻になる一方だ。首長が議会ぬきで補正予算などを決める専決処分の多発も目につく。2012年の法改正で一定の歯止めをかけたはずが、コロナ禍で急増し、その後の戻りも鈍い。非常時に限るはずの仕組みのタガが緩んだままになれば、住民が行政を監視する地方自治の根幹が揺らぐというもので、さらに「きょうのことば」で地方自治法179条「特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき」と条件を明記して乱用を防いでいる。通年議会で先決処分を防止している議会もあるが稀である。先月の臨時会でも先決処分が2件あった。地方自治は、民主主義の学校と呼ばれるが、二元代表制に緊張感を持って改革していく。9時過ぎに、従姉妹の長男の月命日へ妻と母と焼香へ。その後、マルホンまきあーとテラスへ。昨日から行われている『石巻地区小中学校 技術・家庭科 作品展』を見学。エコバッグや本箱、工夫された絵本や調理の写真とメニューなど感心。ランチをいただき、午後から石巻日和ライオンズクラブの献血・骨髄バンク登録会がカワチ薬品石巻西店開催。久しぶりに献血400mLを行った。夕方、本日の献血骨髄バンク登録会の結果、献血受付73人(400mL 68人、不採血5人)、骨髄バンク登録1人。推進後に、「いのちのかたりつぎ」が石巻市河北総合センタービックバンで開催された。4年目となるこの舞台から伝わってくるのは命の尊さ、自然災害の恐ろしさだ。現に今年元旦に能登半島地震が発生し、尊い命と甚大な被害をもたらした。だからこそ、13年経っても、語り継いでいかなければならないのだ。市民有志と5人の俳優が5話「やちたび」、「子どもの星」、「雪姫の伝説」、「水辺のふたり」、「Fukushima Voice」に全力投球したのが伝わる。ご苦労様でした。

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