2月12日(月)備え

 日本の人口は2056年に1億人を割る。企業の商品やサービス、行政など、私たちの暮らしのあらゆる分野に訪れる変化の未来図と処方箋を探る日本経済新聞シリーズ企画「1億人の未来図』に掲載された。人口は減り続ける。にもかかわらず2050年には、地震や津波など災害リスクを抱えた地域に住む人が7割を超す。東京は95%に達する。過疎化が進み、沿岸の都市部などの人口集中がより顕著になるためだ。能登半島地震は自然の猛威と備えの大切さを再認識させた。起こりうる災害にどう対処すべきか、というもの。日本地図に2015年67.7%が2050年70.5%に何と東京は人口の95%が災害リスク地域に住む。宮城県は38.9%が38.4%と横ばい。日頃からの備えが重要だ。
 さて、気持ちよく動け午前中は、石巻市かわまち交流センターかわべいで、『石恋Returns』が開催。「石恋」(石巻に恋しちゃった)は、震災後の2012年から立ち上げて石巻圏域で趣味や特技をもつ地域住民が「達人」として講師になり体験プログラムを提供するプロジェクトで2018年まで12回開催し、250人の達人を発掘している。柏原共同代表とお会いし、達人とお話し出来た。その後、石巻まちの本棚に久しぶりに寄ると、彫刻家高橋英吉さん関係の本が並んであった。石巻学8、海の三部作への序章などの本だが、ほか石巻市博物館に作品が展示してある。郷土の偉人をもっと知ってもらいたい。午後からは、Bremen勉強会「子どもにとって良い放課後児童クラブを考えよう」が、マルホンまきあーとテラス2階大研修室で開催された。子ども達や保護者にとって放課後児童クラブ(学童保育)は必要不可欠となっているが、設置は市町村の義務ではない。存続し続けることが出来ることが大事だ。講師の一般社団法人あい和学童クラブ運営法人の萩原和也代表理事の「〜今後の展望〜」で分かった。現状認識、国の方針、想定される放課後児童クラブ整備指針、広域展開事業者による指定管理者制度の問題、選ばれる=生きるため「質」の向上についてお話しいただいた。質疑応答し、ワークショップ。自宅に戻り、購入した草取りと剪定を行い同じく購入した筆で試し書き。備えや稽古は、いざという時に行動へ直ぐギアチェンジ出来る。

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