2月19日(月)本質
日本経済新聞経営の視点に『相次ぐ不祥事、労組の影薄く 危機訴える声を届けよ』が掲載された。春闘真っ盛り。昨年から始まった賃上げの流れを加速しようと労働組合はここぞとばかりに存在感を示し鼻息も荒い。組合員からの期待も高まる。賃上げによる生活の改善は組合活動の重要な使命に違いないが、それだけではないはずだ。連合のホームページには「職場を働きやすくする活動、会社の経営方針のチェック」とある。企業不祥事が相次ぐなか、組合は現場の声にきちんと耳を傾けてきたのだろうか。結びに、企業の土台が揺らげば春闘どころではない、と全く本質だ。同紙のInsaide out いまを解き明かすに『ステーキよりチキン人気』日本や欧米で牛肉需要が縮んでいる。もともと健康に悪影響との懸念から消費量が減っていたところ、直近の価格高騰により消費者離れが加速した。対照的に伸びているのが鶏肉で、比較的安価で健康的なたんぱく質源として消費が拡大する。ステーキに代わる食卓の「主役」として、チキンの存在感が増しつつある。「値札ショックは現実です」。米国のある家庭雑誌は2023年10月、「牛肉の価格が上がり続けているのはなぜ?」と題した記事で指摘したと。日米欧で牛肉離れ、価格・健康に懸念、さらに畜産の環境負荷も逆風だと。
さて、午前中は日高見会で、令和6年第1回定例会の市長提出議案33件(専決処分1件・条例15件・予算7件・その他10件)の議案勉強会。ランチは、恒例のさくら会。さくらと言えば、『桜前線』北海道から鹿児島までの全国約1,000か所のソメイヨシノについて、今年の開花・満開予想を行っているが、早まりそうだ。夕方、宮城県道2号石巻鮎川線に新たなドックランの看板が設置されてびっくり。