2月18日(日)物語

 日本経済新聞春秋に『優れた科学者とは、例外なく優れた「物語」の作り手である。疾走する想像力で世界を読み解き、「仮説」というロマンを生む。例えばアインシュタイン。時間の進み方が場所によって異なるなんて、誰も考えたことがないようなアイデアを相対性理論から導き出した。いまでは日常の言葉になった「ブラックホール」。博士がいなかったらその存在は予見できなかっただろう』と。昨日の日本遺産「みちのく GOLD 浪漫」もストーリー・物語が勝負だ。春秋は、『心揺さぶるドラマの方がずっと長く深く胸に残る。科学が夢を生み、そして夢が科学を推進する。このループを無限に繰り返してこそ知の営みは築かれる』と結んでいた。
 さて、ワクワクものづくり体験 販売フェスがマルホンまきあーとテラスで開催。サポート石巻となかま主催で、外にはキッチンカーも並び中ではお絵描き塗り絵スペース、紙漉など体験出来る。とりわけ、北上地区のヨシを原料とした紙すきについて西村陽子さんが手際良く紙をすく手順を見せていただいた。この紙に字を書きたくなった。その後、キッチンカーでランチをいただき、そのまま午後からもマルホンまきあーとテラス。石巻広域消防音楽隊「第15回火の用心の音楽会」が午後1時30分から開演。先立って、「笑点」などで予告。元旦の能登半島地震犠牲者に黙とう、石巻地区広域行政事務組合理事長齋藤石巻市長が挨拶、第1部「五月の風」他、楽長髙橋英之さん、音楽隊講師小竹一成さんの指揮。第2部は石巻広域消防と仙台市消防音楽隊・石巻市立住吉中学校・石巻市立桃生中学校のコラボで66名は豪快で迫力満点。『JーBEST‘22』他「ジャンボリーミッキー」では会場と一体となって盛り上がった。令和元年以来の会場規制無しでの満席、アンコール曲2曲は石巻・わがふる里とラデツキー行進曲で締め括った。自宅に戻り葦の紙にストーリーを書。

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