3月10日(日)教訓
教訓を活かす。日本経済新聞チャートは語る『能登避難、3.11より早く 大津波警報前に初動8割』が1面に掲載された。2011年の東日本大震災以来の大津波警報が出た能登半島地震で、発生6〜7分後までに半数の人が逃げ始めていたことがスマホの位置情報の分析で分かった。所要時間は13年前の半分以下。教訓が生きた半面、危険とされる車での避難を4〜5割が選んだ。地域によっては移動の難しい高齢者らが多い。柔軟に対策を考える必要もあると。教訓が活かされ、能登半島地震は避難が総じて迅速だった。問題は、望ましい移動手段は徒歩か車かだ。石巻市では、一部を除き徒歩となっているが、現実的に難しい。しっかりとした防災計画が重要だ。
さて、久しぶりにパン屋はこから順に、10時に「こがねはマルシェ」。11時から、「神社で開運マルシェ」。渡波獅子風流保存千寿会による一周年を祈念しての獅子舞いで、ワークショップやキッチンカー、ハンドメイドと賑やか。午後1時に、第13回わくわくワンダーアート展を見学に「く・ら・ら美術館」へ。社会福祉法人石巻祥心会が運営する11事業所の利用者による500点以上の作品に圧倒された。黒田龍夫館長さんに「先日のコンサート、最高だった。CDも買ったが、会場が最高」とお褒めいただきありがたかった。アート展は14日まで。その後、石巻市総合体育館でeye eye スポーツフェスタ2024が、NPO法人一歩を楽しむ石巻主催へ。ブラインドスポーツとは、視覚障害者と健常者が一緒に楽しめるように作られたスポーツで、若山代表にお誘いいただき「ブラインドテニス」にチャレンジ。何度かラリーができた。そのほかにも「フロアバレーボール」「サウンドテーブルテニス」「い卓球」で楽しんでいた。先日のコンサートでも視覚障害の感性の豊かさを強く感じた。障害のある人への差別をなくし、全ての市民がお互い認め合い、障害の有無によって分け隔てられることなく、共に安心して暮らせる共生社会を実現したい。夕方6時過ぎ、魚座の新月を迎え浄化と新月なので種まき時期、さらにこの新月は一粒万倍日も重なっているスペシャルだ。そして明日は東日本大震災から丸13年の命日。節目を大事にするのが我が家の教訓だ。