3月13日(水)偏在

 日本経済新聞社説に『医師の偏在ならす強力な政策を今こそ』に、これまで同じ石巻市内東と西で、湊・鹿妻・渡波・荻浜・牡鹿地区の東側にほとんど病院がなく偏在して一般質問などで質してきていた。社説によれば、2026年度以降の医学部定員をどうするのか、厚生労働省の議論が本格化してきた。今の定員を維持すると30年ごろから医師の総数が過剰になると見込まれるためだ。医学部定員を減らしつつ、医師を適正に配置するための強力な対策が必要になる。24年度の医学部定員は約9400人。高齢化による医療ニーズの増加に対応するため、08年度から地域枠を増員するなどして過去最多の水準を維持してきた。08年に約28万人だった医師の総数は約34万人まで増えており、厚労省は働き方改革で医師の長時間労働を抑える前提を置いても、早ければ29年ごろに約36万人で需給が均衡すると推計している。ただ外科や救急科、産科など、医師確保に苦しんでいる医療現場が多いのも事実だ。東北地方や信越地方など深刻な医師不足が続いている地域も少なくない。こうした診療科や地域の医療は現場を支える医師の長時間労働で何とか持ちこたえているのが実情だ。産科は近いうちに日赤だけになりそうだ。必要なのは医師の偏在を是正する実効性のある施策だ。政府はこれまで医学部に地域枠・地元枠を設けたり、専門医資格の取得を目指す専攻医の受け入れ数に地域上限を設け、医師不足地域に誘導するシーリング制度を導入したりしてきた。だが、これらは偏在是正の決め手にはなっていない。結びにあるように、医師の報酬は公的な資金で支えられている。公益の観点から、より踏み込んだ対策も視野に入れるべきだ。
 さて、午前9時から令和6年第1回定例会議会運営委員会(第4回)が開催された。協議事項は、一般質問に取扱いについて、質問通告取下げが報告されて3月15日(金)3名を了承、会議等の予定を報告して終了。10時から本会議、一般質問4人登壇。終了後、石巻市選挙管理委員会から会派説明を受け、明日10時からの登壇準備し、ホワイトデーのお返しを購入。午後6時30分から石巻日和ライオンズクラブ例会をzoomで参加。アクティビティや次期会長はじめ指名委員会と献金、会員増強の具体策など協議。お疲れ様でした。

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