4月3日(水)意欲

 NHKニュースによれば、台湾の中央気象署の観測で日本時間の3日午前8時58分ごろ、台湾東部の花蓮県沖およそ25キロを震源とする地震があった。震源の深さはおよそ15キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.2と推定されている。この地震で、台湾東部の花蓮県で震度6強の揺れを観測したほか、北東部の宜蘭県などで震度5強、北部の台北市や新北市、中部の台中市など広い範囲で震度5弱の揺れを観測した。現地ではその後もマグニチュード6.5の揺れを観測するなど、地震が相次いでいる』という。台湾当局は、これまでに7人が死亡したほか、821人がけがをしたと発表しました。また倒壊した建物などの中に閉じ込められている人が77人にのぼっているという。地震が相次いでいて津波注意報が発令されたが、結果、沖縄県の与那国島で午前9時18分に30センチ、宮古島で午前10時50分に30センチ、石垣島で午前10時42分に20センチの津波を観測。自治体が避難などの情報を伝える「Lアラート」などの午前12時30分時点の情報によると、沖縄県内の自治体に出ていた緊急安全確保と避難指示はすべて解除された。
 さて、書類整理と申請書など作成。日本経済新聞文化面に『紙まで再現 古筆の「複製本」』
「古今和歌集」や「源氏物語」、名筆のみやびな世界伝える 宮川保子さんが書いていた。古筆とはおもに平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた名筆で、和歌や物語に材をとっている。元々は巻物や冊子だったが、現在は掛け物など断簡の古筆切のかたちで残る品も多い。さらに海外に渡った品も多数ある。書道をするうち古筆に魅せられた私は、料紙・冊子制作も学び、元のかたちを想像しながら「複製本」作りを続けてきた。20代のとき、主婦業のかたわら、書道を習い始めて半世紀。中でも書家で元筑波大学教授の村上翠亭先生には25年ほどご指導いただいたと。「古今和歌集」「高野切」「万葉集」などに加えて、ハーバード大学美術館が所蔵する「源氏物語」の複製の写真も掲載されていた。これには、18年ほどかかったと。意欲あるやる気と根気が大切だ。前衛書道を最近チャレンジしてみたが、年齢ではない。好奇心と意欲が重要だ。感心している場合ではない。いかにして自身も実践できるか。

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