4月4日(木)転機

 日本経済新聞『リニア「迷走の6年」転機 反対派の静岡・川勝知事が辞意 工事進展、市場は期待 JR東海早期開業なお遠く』が掲載された。静岡県の川勝平太知事が辞意を表明し、JR東海が計画を進めるリニア中央新幹線の行方に関心が高まっている。2017年に川勝知事が反対を表明して以降、同県内の工事に着手できない状態が続いてきた。難工事区間や建設コストの上昇など、JR東海にとっての課題は静岡県の未着工区間だけではない。一大プロジェクト完成に向けた道のりは険しい。「コメントできる立場にない」。川勝知事の突然の辞意表明から一夜明けた3日朝、JR東海の幹部は状況の推移を見守る姿勢を示したと。いずれにせよ静岡県の川勝平太知事が「職業差別」ととられる発言を行って、あらゆる方向から非難・問題視されているのは、農業や畜産業などと対比させて、県庁職員を「知性の高い」存在と評した発言だ。川勝知事は、すぐさま辞意表明したものの、発言そのものは不適切ではないとの認識を示し、いまなお沈静化はしていない状況での記事だ。隣の社説で、ばらまきの発想をやめ、一刻も早く財政を「平時」に戻す必要がある。一方で、将来に向けた投資まで絞り込めば成長の芽を摘んでしまう。「賢い支出」を追求し、財政の健全化と成長の両立をめざすべきだという。結びに、根拠に基づく政策立案(EBPM)の視点である。しっかりとしたデータで効果を検証する仕組みを日本にも根づかせなければならないと。
 さて、午前中は、会派室で執務し懇談で蛇田へ。その後、粛々と処理して夕方から区の監査を受けるため監事2人び監査していただいた。年度はじめは年度末とは違い出会いの季節でもある。いろいろ新たな方向へ向かって行くためにも切磋琢磨して行きたい。

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