4月10日(水)散る桜
日本経済新聞1面に『日本にデータセンター マイクロソフト、AI半導体導入 4400億円投資 自国で機密管理 日米連携』のタイトル。米マイクロソフトが日本でデータセンター(3面きょうのことば)を拡充する。2年間で29億ドル(約4400億円)を投じる。人工知能(AI)の開発や運用に適した、大量の演算処理ができる最先端の半導体などを組み込む。日本政府でも生成AIの活用が始まるなか、国内で個人データや機密情報を管理できる体制を整えると。データセンターといえば、大型のサーバーや通信装置を多数設置するデータ処理の専用施設。各種のクラウドサービスの運用や企業のデータ保管、人工知能(AI)の開発など幅広い用途に使う。ドイツの調査会社スタティスタによると世界の市場規模は拡大傾向が続き、2028年には4386億ドル(約66兆円)と23年から33%伸びると。東日本大震災の前の年2010年10月6日のブログに『情報技術(IT)産業集積の「データセンター」誘致の勉強会を市議会議連主催で議員はもとより経済界から浅野会頭、高橋専務ら、北村副市長や市幹部、約50名の出席で県の上仮屋尚企画部次長を講師に行った。実現すれば固定資産税14億円、雇用50~60名に加え関連企業がさらに加わり経済効果が大きい。賛同していただいた議員が一丸rとなって取り組むことができることは市民に評価される。石巻市を良くしたいという思いやベクトルは同じ方向を示しているはずだ。何とか成果をあげたい。』と、取り組んでことが懐かしい。
さて、お世話になった地元先輩の火葬収骨で石巻市斎場。昨日の大雨と違い晴天で満開の桜が綺麗で優雅だ。ふと、良寛和尚様の『散る桜 残る桜も 散る桜 』を思い出した。今どんなに美しく綺麗に咲いている桜でもいつかは必ず散る。大事なことは、限られた「いのち」であるということ。その「いのち」、大事に充実したものにし、悔いの残らないようにしたい。その後、葬儀告別式と法要。夕方は別件でお通夜へ弔問。季節の変わり目か亡くなる方が多く大変残念だ。残念と言えば、午後6時のニュースで『石巻市が発注した工事をめぐって去年、市内の会社に最低制限価格を算定する情報が記載された設計書を渡し、不正に落札させたとして、宮城県警察本部は、市の下水道建設課の職員2人と会社側の合わせて3人を官製談合防止法違反の疑いで逮捕した』とビックリ。ずっと噂されていただけに、いずれこの結果になったんだと残る桜も散る桜か、由々しき問題だ。