5月3日(金)憲法記念日

 本日も順調に終え、コーヒーブレイクしながら日本経済新聞社説を読む。『日本国憲法の施行から77年を迎えた。衆院憲法審査会では、緊急時に国会議員の任期延長を可能にするための改正を急ぐべきだとの声が強まっている。各党は議論の停滞を打破し、危機下での政府や国会の役割に関する考え方を有権者に示してもらいたいと』。現行憲法は1947年5月3日に施行され、「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3つの原則が戦後の復興と経済成長の土台となった。こうした基本原則を堅持し、次の世代にしっかりと引き継いでいかねばならない。3原則など基本的なものと時代の変化に順応することも大事だ。指摘されているように、日本は近年、深刻な大災害や新型コロナウイルス感染症など数々の困難に直面した。中国、ロシア、北朝鮮など我が国を取り巻く国々の軍備増強や圧力にどう備えるかも、先送りできない懸案として浮かび上がっている。だからこそ、衆参両院の憲法審は、こうした国家的課題にどう対応すべきかをめぐり自由討議を続けてきた。昨年の通常国会で衆院憲法審は過去最多に並ぶ計16回開かれた。各会派による主張の論点整理にこぎ着けたのは重要な成果といえる。だが今国会は自民党派閥の裏金問題などに焦点があたり、審議のペースが格段に落ちた。国を形づくる憲法論議は本来、党派対立とは一線を画すべきテーマだ。各党は9条や緊急事態条項、衆参両院の役割分担などを含め、新たな時代にふさわしい憲法の姿を積極発信してほしい。改憲案を丁寧に検討していく中で、国民的な議論につなげる選択もあろうと。仙台市内でも憲法改正に賛成する団体と反対する団体が街頭演説などを行いそれぞれの思いや考えを主張していた。いろいろな考えがあろうとも憲法記念日に考えてみたい。
 さて、ホヤの魅力を知ってもらおうと開かれている「ほや祭り2024 銀ざけ・ホタテフェア」が匂当台公園で開催。今回で6回目を迎え、天気も抜群に良く、大勢の方々にお出掛けいただき、日本一の生産量を誇る宮城県産のホヤを使ったメニューの数々や魚介類などに行列。イベントステージもカミナリ、萌江ちゃん、みちのく仙台ORI☆姫隊など賑やかに盛り上げていた。10時過ぎに到着したが、人人の山、ホヤはじめ魚介類と生ビールや日本酒など美味しそうだった。懐かしい漁協や宮城県、電力関係の方々とお会いでき、感慨深い。

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