6月22日(土)伝統
ルーティンを終え、日本経済新聞文化面に『「石川九楊大全」展 アートとしての書を追究 文字ではなく言葉を書く』を読む。石川先生の図書を何冊か持っていてお手本にさせていただいている。その書家・評論家の石川九楊先生の仕事の全貌を紹介する「石川九楊大全」展が上野の森美術館(東京・台東)で開催中とのこと。「書とは文字ではなく言葉を書くものだ」との訴えが示すように、言葉との格闘を通じて独自のアートとしての書を追究してきた軌跡をたどることができるというが、このアートとして中々出来ずに踏み込めない。先ずは、やってみろと言うことか。議会が無いので、メンズカーブスで汗を流してから、ライオンズクラブ献血と行事がバッティングしていて参加出来ず血液不足のメッセージを見たのでイオンモール石巻で急遽400mL献血。その後、ナリサワ・カルチャーギャラリーへ。「2024年度まんぼう画会50周年記念展」が、23日まで開催されている。半世紀続いたこの作品展が今回でラストとあって思いも一層で見学、受付で齋藤市長と会った。まんぼう画会は、美術教師らを中心に1972年に発足し、石巻市地方の画壇を長年牽引してきた。15名の会員でそれぞれの個性が溢れる新作や過去の作品61点と故東城照夫さんの自画像1点の62点が並ぶ。今回で終わりとは、もったいない気がする。飾ってあったお花に『百歳まで未だあるのでゆっくり画いてください。学級委員長』が印象的でした。遅いランチ後、本屋さんで調べものをして弔問。日中友好協会総会はお休み、東京都知事選を見ていると、過去最多の56人が立候補し都選挙管理委員会の候補想定数を上回り、ポスター掲示板の掲示区画が足りない。一部の候補者がクリアファイルで掲示スペースを継ぎ足す異例の事態になっていた。当選目的とは思えないポスターが「ジャック」するかのように、たくさん張られた掲示板も目立ち公序良俗違反のようなポスターに警視庁は20日夜、裸同然の女性のポスターを掲示した候補者を本庁に呼び出し、警告。適用したのは公選法ではなく、公共の場での卑わいな言動を禁じる都迷惑防止条例で、選挙ポスターでの適用は初とみられると。「同じポスターが張られているのは何なのか」など都選管には21日までに、1000件を超える苦情や問い合わせが寄せられたという。選挙の公平性が問われかねない状況をしっかりと対応できる制度にすべきだ。