6月23日(日)ホンモノ

 宮城県内は低気圧や前線の影響で、午前中から各地で雨。仙台管区気象台は、東北地方は、この先、曇りや雨の日が続くと見込まれるとして、本日午前11時に東北地方が梅雨入りしたとみられると発表した。東北南部では、平年より11日遅く、去年より14日遅い梅雨入り。妻と「鈴寛ギャラリー」へ。お茶をいただき、懇談すると世の狭さを感じる。はじめに阿部蒼龍さんの書を見せていただき、第2ギャラリーの菊地禮蔵さん、彫刻家・佐々木巌さんの彫金、星真子さんのブロンズ像、続いて第1ギャラリー。東城照夫さんや尾形たき子さん、柏谷佳代子さん、柴田滋紀さんら16人絵画と素晴らしい。館長の庄司憲二さん、鈴木修一郎さんはじめありがとうございました。正午から特定非営利活動法人 障碍児と共に歩む会令和6年度総会がおおもりやで開催。宮城理事長挨拶、私が議長を務めて全議案可決。今後スペシャルオリンピックスの担当など課題も宿題に。続いて、佐々木県議会議員の挨拶と乾杯のご発声でランチをいただきながら懇談会。インフルエンザの負担や障がい者雇用などなど共有でき良かった。「食と農を考える講演会」のためマルホンまきあーとテラスへ。駐車場がいっぱい、受付をして偶然に藤原彩代さんと一緒になり本日の講師である東京大学大学院農学生命科学 研究科 鈴木宣弘教授と写真を撮っていただき講演会へ。午後2時、演題『迫る!日本の食料・農業危機 食料安全保障をどう守るか!』司会は伊藤桂子さん。食と農を考える講演会実行委員会 千 葉 繁委員長と石巻市齋藤正美市長のご挨拶で素晴らしい講演。内容は、これまでの著書を読んだ通り、食料関連の市場規模はこの30年で1.5倍に膨らむ一方、食料自給率は38%まで低下し農家の総収入は13.5兆円から10.5兆円へと減少し、低賃金に、農業従事者の高齢化と慢性的な担い手不足もあいまっている。当然、農業消滅が現実のものになろうとしていると指摘、全世界での人口増加による食料需要の増大や気候変動による生産量の減少で、世界的に食料の価格が高騰し、輸出制限が懸念されるなか、日本は食の安全保障を確立することができるのかと提言している。現場である農政の実態を明かし、私たちの未来を守るための展望を論じている。黒歴史もこと食料は、自給率低下と中身のわからない食べ物(遺伝子組換えや食料という名の残薬物など)恐ろしいものを体内に取り組む、実に恐ろしい。しかし、表示無効化に屈せず独自の流通ルートで対抗した米国消費者の例などやノーベル賞受賞の我が国の資源管理型漁業の実証など農漁家の踏ん張りがこそが希望の光と。消費者が賢くなり生産者と共存出来るホンモノの社会構築が必要だ。続いて第2部「食と命を守るために私たちができることは?」学校給食の件の質問に、先生経由で齋藤市長が答弁へ。その後、お通夜へ。

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