7月13日(土)歴史に学ぶ

 今朝は、いつもより快調に動け、日本経済新聞の1面の記事が暗い。『「弱い円」政府に危機感 介入3兆円規模か』(外国為替市場で11日夜と12日夜に円相場が急伸した。市場では政府・日銀が円買い・ドル売り介入に踏み切ったとの観測が浮上した。日銀が為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を対ユーロで実施したことも分かった。「弱い円」は輸入物価の上昇を招く。政府はコストプッシュ型のインフレが家計や企業の負担となる事態を危惧する)、『自衛隊不正218人処分 辞任の海幕長「組織文化に問題」』(防衛省・自衛隊で発覚した不祥事は218人(延べ220人)の大量処分に発展した。安全保障にかかわる「特定秘密」のずさんな扱いやハラスメントなどガバナンス(統治)の課題が露呈した。組織風土の抜本改革によって信頼回復を進めなければ、米国などとの安保協力にも支障が出かねない)、『バイデン氏「私が適任」大統領選撤退を否定 高齢不安なお』(バイデン米大統領は11日、記者会見を開き「私が大統領選に出馬する最も資格のある人間だと思っている」と語った。トランプ前大統領について「私が一度彼を打ち負かし、また彼を打ち負かすだろう」と強調した。与党・民主党からの撤退圧力を改めて拒否した)と。次は『老いる世界、人口減早まる 2080年代にピーク103億人 中国は2100年に半減 国連推計』(国連は11日公表した2024年版の「世界人口推計」で、世界の人口が2080年代に約103億人のピークに達した後、減少に転じるとの見通しを示した。新興国でも経済発展に伴って出生率の低下が見込まれ、人口の推移は10年前の推計を大きく下回る。70年代後半には高齢者の人口が子供を上回る見通しで、世界経済は高齢化という重い課題と向き合うことになる)と。暗いまま市内から急いでサンファンパークへ。
 さて、ご依頼を受けて、埼玉県の自由の森学園高等学校のスタディツアーで牡鹿半島についての歴史と東日本大震災からの復興について講演。高校生20名(高1~高3)、大学生2名、引率教員2名。午前8時30分からお話しし、質疑応答して4分の1になったサンファンバウティスタ号を見てバスへ。熱心な質疑に関心しながらバスを見送り終了(暑い)。その後、メンズカーブス、ランチを友人と一緒にいただき懇談。次に、『毛利コレクション特集展「総七郎が見つめた近代石巻」』が石巻市博物館で本日から11月10日まで開催。明治21年(1888年)に石巻村住吉町で生まれた毛利総七郎さんは、東京の学生時代を除いて、その生涯を石巻で過ごした。ライフワークであった発掘調査や工芸品等の収集といった活動にいそしむかたわら、石巻の生活において身近な資料も収集し、記録。川開きや石巻町議会議員への立候補など貴重な資料を見ることができた。

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