7月12日(金)介入

 朝のニュース、ニューヨーク外国為替市場で円相場が急伸し、約3週間ぶりに1ドルが157円台半ばまで上昇した。11日の安値からの上げ幅は4円強と大きい。11日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)が鈍化し、米利下げ観測から円高・ドル安が進んだタイミングで一段と円高が加速したため、市場では日本政府・日銀による円買いの為替介入観測が広がっていると。夕方日本経済新聞Webで、日銀が12日に公表した16日の当座預金残高の見通しから、市場では11日夜に3兆~4兆円規模の円買い介入があったとの観測が広がったと。日銀の見通しで為替介入を反映する「財政等要因」による減少額が3兆1700億円になり、介入を想定しない事前の市場推計と3~4兆円程度のずれが生じたためのようだ。一方、東京株式市場で日経平均株価が4日ぶりに反落し、前日比1033円(2%)安の4万1190円で取引を終えた。下げ幅は今年最大となった。日本時間11日夜発表の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで円相場が急騰。さらに米ハイテク株安も波及し、前日まで3日連続で史上最高値を更新し続けていた日経平均の連騰が途切れた。円高と米株安のダブルパンチが直撃した格好となった。
 さて、諸案件を会派室で対応し、午前11時から銀行でNISAなど経済見通しの懇談会。アメリカ株やAI、半導体や脱炭素などの銘柄が上昇している。企業成績も同様のようだ。お昼過ぎにメンズカーブスで運動して遅めのランチ。その後、「奥田光雄油彩画展」ナリサワ・カルチャーギャラリーで始まった。洋画家伊藤正宏さんの指導を受けて製作活動を実施し東京をはじめ全国公募展に出品し入賞した作品など写実画が50 点が展示されている。地元佐須浜や鳥海山・浅見川渓谷の風景や花、人物や犬などを描いた作品につい写真かなぁと思うほど、14日まで開かれている。夜、宮城県内市町村の首長を対象とした「宮城県こどもの居場所づくりトップセミナー」を、「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」と「一般社団法人地方行財政調査会」の共催で仙台市のホテルで開催されたニュース。もはや、9132箇所(2023.12月)で子ども食堂が公立小中学校の数9296箇所にほぼ並ぶ数になっていると。子どもの居場所づくりの指針を踏まえて地域コミュニティで「子どもの居場所」が果たす役割、支援企業やSDGsとの関連を学んだと。支援も大変重要だが、格差社会がますます乖離を生むこと自体政治のあり方が良くないのでは。対処療法ではなく、主因を是正することが大事だと思う。

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