7月15日(月)分断

 文月も疾風怒濤の如く駆け足でもう15日、今年は海の日と重なった。小雨模様でこれまでの暑さが和らぎ過ごしやすい。小積浜五十鈴神社参拝し安寧を祈願した。各紙1面は昨日のトランプ前大統領が撃たれ負傷した記事だ。米国で政治的な暴力の連鎖への懸念が強まっていると。米国社会の二大政党の支持者が互いに敵対するような状況が民主主義に影を落としているとまで。ロイター通信などの5月の調査で米国の有権者の7割が大統領選挙後に政治的な暴力が発生する事態に懸念を示していた。「過激主義者」が選挙結果に不満を持った場合「暴力に訴えると思う」と答えた割合が68%に上っている。日本経済新聞春秋に『先日、仕事の合間に映画を見た。ポップコーンをほおばりながら予告編をぼんやり眺めていると、こんな映画が告知された。タイトルは「CIVIL WAR」。現代の米国で19州が連邦を離脱。武装して「西軍」を組織し首都に進軍する。荒唐無稽と笑えるだろうか。この秋、日本でも公開されるそうだ。すでに作品を鑑賞した米国の人々のSNSの投稿が興味深い。「現実になる前に映画を見たほうがいいよ」「コメント欄でも内戦…』と「分断」に触れ米社会はどこに向かうのか。今そこにある危機であると結んでいた。
 さて、久しぶりのオフで雨が止んだので、草刈りを汗だくになり行った。慣れない仕事だが、日頃の筋トレの成果か痺れや震えなど無く至って快調だ。何事も部分だけに捉われず全体を考慮して行動することが大事だ。日本も二大政党制へと小選挙区を導入し、その弊害が顕著になっていると感じる。そもそもオセロゲームのように丸かバツかではなく、三角という文化を持っている。民主主義を脅かす蛮行は米国ばかりではなく例外なく、我が国も安倍元総理が銃撃され三回忌(丸2年)が過ぎたばかりだ。しっかりと検証し未然に防ぐ体制や起こさない社会を構築しなければならない。昨日のSPやシークレットサービスは増加傾向にある。午後から来客、福祉をはじめいろいろ相談を受ける。住んでいる人たちが安全安心で暮らせる街への道のりは、まだまだ遠い。

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