8月2日(金)川開き
日本経済新聞春秋に、「水になれ」。ブルース・リーのファンならご存じだろう。彼が生前、しばしば口にした格言である。同じところにとどまらず、常に流れる水の動きに学ぶべし。この哲学はカンフーのみに限らない。2019年に起きた香港大規模デモではスローガンとして叫ばれた。時代を遡れば、宮本武蔵も孫子も水に範を求めた。そういえば、人気漫画「鬼滅の刃」の主人公が会得した技は「水の呼吸」だった。臨機応変と。水の動きと言えば、いよいよ第101回石巻川開き祭りが、本日から4日までの3日間の開催。本日は旧北上川の内海橋上流で東日本大震災の犠牲者らをしのぶ流灯。3日は大縄引き大会に石巻市議会で参加、アイプラザ前で石巻日和ライオンズクラブで出店、「ブルーインパルス」の展示飛行、午後7時半から約1万6000発の花火大会。4日は、中央地区で小学生の鼓笛隊パレードや石巻市議会で大漁踊りに参加する。昨年の100回大会から新たな1回目のスタートだ。いろいろ思いもあって、元地元はじめ懇談し夜帰宅。ブラックマンデー以来の日経平均が2,216円安の歴代2位の値下げという報道。詳しく見ると、東京株式市場で日経平均株価が急落し、終値は2216円(5.8%)安の3万5909円になった。引き金となったのが、前日発表された米景気指標の下振れだ。米景気後退の可能性が意識されはじめたほか、世界株高をけん引してきた半導体をはじめとするハイテク株への高い期待もしぼんでいる。さらに、日本株には足元の円高が企業業績の下振れにつながるという固有の悪材料が重なる。突然の「トリプルショック」と日経Web。何が起こるかわからない。しっかりと対応していきたい。