8月16日(金)被害

 朝からポツポツと雨。日本経済新聞社説『「さきの大戦」と呼ぶ意味を考えよう』にさきの大戦の終結から79年目の終戦の日を迎えた。戦禍に倒れた幾多の人々に哀悼の意を表し、再び戦争の惨禍が繰り返されることのないよう心から祈りたい。私たちは79年前に終わった戦争を「さきの大戦」と呼んでいる。全国戦没者追悼式での天皇のお言葉も毎年この表現を用いている。一般には「太平洋戦争」が定着しているが、政府が公式の呼称として定めたものはない。なぜ「さきの大戦」と呼ぶのか、そこから見えるものを考えたい。「4つの戦争が複合」この呼称が今春、クローズアップされた。小笠原諸島の硫黄島について、陸上自衛隊の部隊がSNSで「大東亜戦争最大の激戦地」と投稿し、「大東亜戦争という呼称は軍国主義の正当化につながる」などと批判されたと。河北新報社説には『終戦から79年 武力に頼らぬ平和構築を」。終戦記念日の特集の次のページに『ガザ 死者4万人超 戦闘10カ月子どもは1.6万人』と今も続く戦争の記事。パレスチナ自治区ガザの保健当局は15日、昨年10月から始まったイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘でガザ側死者が4万人を超えたと発表した。戦闘開始から10カ月。国連人道問題調整室(OCHA)などは人道危機を繰り返し警告しており、国際社会の停戦圧力が強まる。ガザの人口は約223万人(2023年)。これまでに人口の約1.8%が死亡したことになる。民間人が多数を占めるとみられ、ガザ当局によると、子どもの死者は約1万6千人。がれきに埋まったままの遺体や行方不明者が1万人以上で、実際の死者はさらに多いと。何ともやるせない気持ちだ。
 さて、9時から石巻市議会会派室で会派日高見会で学習懇談。今月26日の市長要望についてほか最近までの市政など。終えて秘書課に申し入れ、担当課に寄り、久しぶりにメンズカーブスへ。終えて、車に戻る際にスコールのような激しい雨。台風7号の影響か。しばらくすると青空に。夜、気象庁によれば、非常に強い台風7号は本日午後8時には千葉県銚子市の南東140キロの海上を1時間に15キロの速さで北北東へ進んでいる。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から南東側165キロ以内と北西側95キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いているという。台風はこのあとも北寄りに進み、明日未明から明け方にかけて東北の太平洋側に最も接近する見込み、宮城県は、大雨が明日の夜遅くまで警戒が必要で、特に本日夜から明日明け方にかけて警報級の可能性が高くなっている。また、暴風については本日夜から明日夜遅くにかけて警報級の可能性が高くなっていると台風の中心から離れていても災害が発生するおそれがあり、最新の情報に十分注意するようにと呼び掛けられている。

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