8月17日(土)台風7号

 心配した台風7号の影響だが、時折の雨と風だった。気象庁によれば、強い台風は午後3時には日本の東にあって、1時間に20キロの速さで北東へ進んでいた。東北から離れたが、台風周辺の暖かく湿った空気や日中に気温が上がったことにより、大気の状態が不安定となっていて、東北地方の太平洋側を中心に大雨となっているところがあると。仙台管区気象台によれば本日夜のはじめごろにかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みで、明日夕方までの24時間に降る雨の量は、東北地方の多いところで50ミリと予想されている。気象台は、土砂災害や川の増水、それに低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけている。また、太平洋側の海上は、明日昼前にかけてしける見込みで、うねりを伴った高波にも注意を促している。朝、日本経済新聞1面『中国漁船、三陸沖に大挙 処理水放出後も操業活発 禁輸措置と食い違い』にびっくり。日本産水産物の全面禁輸を続ける中国の漁船が、世界三大漁場の一つとして知られる三陸沖などで活発に操業を続けていることが日本経済新聞の調べで分かった。中国は2023年8月に始まった東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に強く反発する姿勢を崩していない。中国政府の見解と中国漁船の動きには食い違いが生じていると。相矛盾することだ。
 さて、焼香に訪問しメンズカーブスで汗を流し本購入。その後、石巻市博物館第9回特別展「移動美術館 佐藤忠良展 宮城県美術館コレクションから」が8月3日から開催されているが川開き、お盆でやっと鑑賞できた。佐藤忠良(1912年生、2011年没)は、宮城県黒川郡落合村舞野(現・大和町)出身の彫刻家。はじめは画家を志望していましたが、オーギュスト・ロダンなどのフランス近代彫刻に触れたことで、彫刻家としての道を歩み始めた。その後は太平洋戦争の出征とシベリア抑留を経て彫刻制作を再開、一貫して具象彫刻の制作を続けたと。特に驚いたのは、彫刻家佐藤忠良さんと思っていただけに最初は絵を描いていたとびっくり。『おおきなかぶ』等の絵本や紙芝居も35点展示してあったが、画家としての活躍。奇しくも荻浜小学校1年生時の時、劇「おおきなかぶ」で村の村長さんを演じた。そして福音館の絵本を買ってもらったが、佐藤作品だったとは。懐かしさで『おおきななかぶ』のフォトスポットでパチリ。おおきなかぶは1962年で私の生まれた1960年の2年後。夕方、各盆踊りに向かうと思っていたら急に雨。休めということか。

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