8月27日(火)機会
暑い中、ルーティンを終えて、こども家庭庁が昨日、若者の意見を踏まえた出会いや結婚に関する施策を検討するためのワーキンググループ(WG)を開催し、中間報告案を示した。WGは、若い未婚者の6割以上に結婚願望があるというアンケート調査の結果に触れた上で、官民連携による出会いの支援などに取り組むよう政府に求めたと。これまで20〜30代の6割が結婚していないというので危機感を抱いていたが、今回、7月8~22日、15~39歳の未婚者1万8,000人などを対象にインターネットを通じて調査を実施。結婚願望については、「結婚はしたい」が32.6%、「できるならしたい」が30.1%で、合わせて6割に達した。一方で「結婚はしたくない」が14.0%、「できればしたくない」が5.9%で、合計で2割程度だった。結婚の障壁となっている課題を複数回答で答えてもらったところ、「出会いの場所・機会がない」(29.3%)が最多。「結婚しているイメージができない」(25.2%)、「自由や気楽さを失いたくない」(24.4%)と続いた。中間報告案は、結婚が個人の自由な意思決定に基づくとしつつ、「若い世代が十分な情報を得られず諦めてしまう課題がある」と指摘した。
さて、震災後の地域コミュニティ再生のため懇談した結果を受けてツール等の懇談協議を午前中に行い午前11時に会派室へ。その後、会派日高見会への説明会が石巻市議会委員会室で午前11時30分から開催。案件は、⑴防災事業により住宅用地として契約している未建築契約者への対応について(復興企画部)、⑵石巻市博物館協議会の位置付けの変更について(教育委員会)、それぞれ説明があった。⑴については、防災事業により整備した住宅用地の関係で、契約締結から12か月以内に建物建築に着手することとしているが、着手に至らぬ場合の延長を認めて延期してきたが、契約締結後5年から8年と長期に渡っている現状を踏まえて本年6月30日まで建築着手しない場合は契約解除とする旨を通知、8月1日現在で借地9件、分譲9件、意思確認して対応。⑵は、令和3年11月石巻市博物館供用開始、令和4年4月石巻市博物館協議会条例施行、令和5年6月石巻市博物館協議会条例一部改正だったが、博物館法第23条第1項に基づき設置することとしたが、博物館類似施設のため法の適応外のため任意設置の博物館協議会に改めて、今後各種登録・承認要件を満たすよう取り組んで行く(令和9年頃)。いろいろあるものだ。自宅に戻り、渡波にある宮城県水産技術総合センター内に建設された陸上養殖の研究施設は、延床面積990平方メートルほどで総工費は約9億4,800万円。海水温の上昇や風水害などの影響を受けにくく安定した生産が見込める陸上養殖に期待が高まっていて、施設では水温や塩分などを調整できる閉鎖循環式の養殖を研究するほか、現在は北海道からの仕入れに頼っているギンザケの卵を採卵できるよう研究するというニュース。変化に対応することも必要だ。機会は自ら行動で。