10月1日(火)身の丈

 過ごしやすい気温で早くも神無月スタート。全国の八百万の神々が出雲に集まり、村には神が不在となるために神無月という。小積浜五十鈴神社を参拝し安寧を願った。その後、早いもので、石巻市立病院へ母の通院。恒例の妻とリレー対応。母のきょうだい(姉2人に兄1人)で末の母だけとなった。89歳6ヶ月、健康で長生きして欲しい。
 さて、身の丈にあった活動がいかに重要であることに改めて気付かせていただきいた。 「家具のまち」として知られる福岡県大川市で9月29日、市長選が投開票され、政治経験のない77歳新顔が、47歳現職の3選を阻み、初当選した。市が進める総事業費約89億円の産業・観光振興拠点「大川の駅」(仮称)が争点で、新顔候補は反対派だった。大川の駅は「川の駅」や「道の駅」を備えた施設で、倉重氏の市長就任前から構想があった。市議会では関連議案が賛成多数で可決され、2027年度末の開業を目指し、予定地では軟弱地盤対策工事が始まっている。江藤氏は選挙戦で「あまりにも巨額で身の丈にあっていない」と計画の見直しを主張していた。1年前に整備計画を知ったが、事業費や立地理由など不透明なことばかりだったという。市議や県議、商工関係者、市長本人にも会ったが納得できる回答はなかったという。大川の駅に反対する団体の共同代表となり、人口3万1千人の市で約6500筆分の反対署名を集め、市に届けていたという。石巻市の陸上競技場も同様なことが言える。人口減少社会で、誰がどう使うのか。コスパも考えずあれもこれもでは市民の納得が得られない。小学校の水道の件もしかりだ。本日、衆参両院の本会議で、第102代の総理大臣に選出された石破総理大臣は、総理大臣官邸で公明党の石井代表と党首会談を行った上で、閣僚人事を行い、林官房長官が閣僚名簿を発表。石破内閣は、皇居での総理大臣の親任式と閣僚の認証式を経て、午後8時すぎ正式に発足した。改めて、総理大臣官邸で就任後、初めての記者会見を行い臨時国会会期末の今月9日に衆議院を解散し、衆議院選挙を15日公示、27日投開票の日程で行う方針を表明したと。しっかりと政治の刷新と安定を望む国民の負託に応え、政策の強力かつ迅速な遂行、国防、外交などを行なっていただきたい。

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