10月11日(金)東日本大震災から13年7ヵ月

 ホテルから岩手県北上市議会へ。午前9時20分から菊池勝議長さん(妹さんが石巻市に居る)・阿部委員長の挨拶、テーマ「オンライン会議の実施状況について・議会改革の取組について」ご説明いただいた。北上市は北上盆地のほぼ中央に位置し、令和3年に北上市は、旧北上市、和賀町、江釣子村の3市町村合併により誕生。人口91,118人(令和6年9月末現在)面積437.55 ㎢(石巻市の約0.8倍) 岩手県内では、もっとも早い時期から工業団地造成や企業誘致に取り組んできた結果、現在は半導体や自動車のほか、機械、パルプ、食品、医薬品など、幅広い業種の企業が立地する県内上位の工業集積を誇る都市に発展している。北上市議会令和6年3月改選し議員定数26人(男性18人/女性8人)。オンライン会議の概要は、①導入経緯コロナ禍における感染症対策・委員会活動の継続のため②開催実績コロナ禍の令和2~4年度のみ(令和5年度以降は実績なし)③例規整備令和6年3月の改正で、育児や介護等の理由でのオンライン出席にも対応。オンライン会議導入までの経過、実績、導入当時のシステム構成・経費・システム概要、オンライン会議関連例規(①北上市議会委員会条例②北上市議会会議規則→令和2年度のオンライン会議導入当初に改正。オンライン会議の位置づけ等を規定。③北上市議会オンライン会議要領→令和2年度のオンライン会議導入当初に新規制定。)。政策提言を始めた経緯35 H22 市の総合計画のうち、基本計画を議決対象に追加→議会が計画の策定段階から積極的に関わり、監視だけでなく、政策立案の取り組みを開始H24 議会基本条例を制定→政策立案・政策提言に取り組む根拠が明確化H27 通年議会の開始→常任委員会が通年で活動できるようにし、政策提言に取り組める環境を整備H28 政策提言に向けた取り組みの開始H29 政策提言の手交。フロー、実績、展望、課題。通年議会を導入す以前から、定例会を年1回とする通年議会(地方自治法第102条)会期定例会・臨時会ごとに設定されていた会期を、ほぼ1年間とし、年4回行われていた定例会を年1回とする(事情で変更の場合もあり)。本市議会では、議場システム改修工事に合わせてオンライン機能の強化を図る予定で、その先進事例を参考にしたい。会議の実施状況をはじめ、設備内容、例規整備等について北上市議会の取組から学びより良い改革を進めていきたい。
 移動して午後2時20分石巻市役所に到着。ようやく「第39回石巻市美術展」の鑑賞のためマルホンまきあーとテラスへ。石巻地方を中心に県内外から5部門(日本画、洋画、書、彫刻、陶芸)に計254点の応募があったそうだ。力作に心躍る。東日本大震災から13年7ヵ月の月命日。石巻市震災遺構大川小学校で佐藤敏郎先生が高知県から来た方々に熱く語っていました。曇天のところに虹が掛かりました。何か語りかけられた感じがしました。 合掌

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