10月10日(木)議運視察

 議会運営委員会の行政視察で午前8時50分に石巻駅ターミナルからバスで出発し大和町議会へ。早速会議室で浅野俊彦町長さんと今野善行議長のご挨拶、阿部委員長の挨拶でテーマ「これからの大和町議会のあり方プロジェクト」について 説明いただいた。大和町議会では、住民とこれからの議会や議員に必要なものを語り合う、新しいプロジェクトを始めた。前述のとおり発展を遂げてきた大和町だが、令和2年3月に行われた町議会議員選挙の投票率は46.65%で初めて5割を切るなど、選挙ごとに議会や議員への関心は少なくなっている。 これからの議会と議員のあり方を考えるため、セミナーやワークショップ等を通じて、目指すべき姿を参加者と議員が共有し、今後の議会に必要な制度や環境を見出すとともに、議会との関わりを持ち理解する住民を増やすことで議会の活性化を図っている。議場を見て、移動。
 午後1時25分から、栗原市議会。高橋渉議長さん、阿部委員長の挨拶。テーマ「予算決算特別委員会及び分科会について・議会改革の取組について 」栗原市議会では、予算決算特別委員会を設置し、付託された予算決算を審査しているが、数年前までは分科会を設けず、各常任委員会で分割審査を行っていたが、予算決算の分割付託はすべきでないと言われており、歳入と歳出の付託委員会が異なる審査結果であった場合、それを調整する手段がないことが不適切とされる理由である。 本市議会の令和5年度の議会改革推進会議提言書においても、本件を継続して検討の上、現行の予算審議・審査の特長を停滞させぬよう、取扱いを具体化することとあるため、今回の視察において栗原市議会の改善点を学び、本市議会の改革に向ける。本委員会と栗原市議会議会運営委員会と懇談。終えて、岩手県北上市へ移動。

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