10月28日(月)一夜明けて
国民の審判が下った。衆議院選挙は小選挙区と比例代表をあわせた465議席の配分が決まり、自民・公明両党は、自民党が191議席、公明党が24議席の215議席で、過半数の233議席を下回った。与党が過半数を割り込むのは民主党政権が誕生した15年前の2009年以来となる。今後において、自民党から公認されなかった無所属候補が当選したなど変動がある可能性がある。躍進したのは、立憲民主党で選挙前の98議席から大幅に増やし、148議席となった。日本経済新聞社説は『自民不信を突きつけた厳しい審判』と政治とカネの問題で自民党に厳しい審判が下った。第50回衆院選は27日投開票され、自民、公明両党は過半数を大きく下回り敗北した。自公は政権に復帰した2012年以来の岐路に立った。石破茂首相らの責任論は避けられない。自公は野党に協力を求めて政権を継続する方針だ。立憲民主党は躍進し、多数派の形成に向けて野党各党と協議に入る。政局は流動化し、政権の枠組みがみえない不透明な状況になったと。時計の振り子のような現象だったが、しっかりとケジメを付けなかったことが大敗と決した。一方で、相手の政治とカネも重要だが、何をしていただけるのか逆にモニタリングされる。結びにもあったが、熟議を通じ重要課題を解決していただきたい。
さて、宮城県産のカキ剥きの出荷が1ヵ月遅れで本日、解禁されたが、昨年の死滅の影響が出ていて初出荷にもかかわらず休んでいる方も多い。朝7時から牧浜かき処理場から順に狐崎、鹿立、福貴浦、小網倉。次に、小渕浜2か所ではワカメの種挟みのようだ。その後、荻浜、侍浜、月浦、桃浦、折浜、佐須浜、石巻湾、沢田と回り10時30分で終了。厳しい展開になりそうだ。タイミングよくメンズカーブスで汗を流してから市役所へ。偶然、森下千里さんと会う。夕方、カキの初日の入札価格は水揚げ量が去年の半分程度しかなかったことからなどから、10キロあたりの平均で4万2376円で去年より4割ほど高値だったと。水産業始め第1次産業の活気あるよう力を注ぎたい。