8月17日(火)林芙美子

「花のいのちは みじかくて 苦しきことのみ 多かりき」で有名な林芙美子の別な面を知ることができる作品「ナニカアル」桐野夏生(新潮社)で読むことができた。昭和17年の戦渦の中、南方へ命懸けの渡航、逢瀬と嫌疑、波瀾の運命と女流作家が戦争に翻弄され秘められた愛を自伝の如く著者が描いた。
 さて、亡くなる人が多い。猛暑の影響もあるだろう。漁協に勤務したての頃、いろいろ相談に応じたり、たくさんの思い出が甦る。そのおばあちゃんにも私にはわからないドラマがあったのだろうかと推察する。夜は「政治諸課題懇談会」で重点港湾に選出外となったことへの対応など勉強会。ドラマの方向付けをしっかりと協議すべきだ。

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