12月12日(木)令和6年第4回定例会一般質問
気になっていた日本漢字能力検定協会の2024年の世相を1字で表す「今年の漢字」を発表した。京都市東山区の清水寺で森清範貫主が和紙に揮毫した文字は「金」だった。2位は「災」3位は「翔」4位「震」5位「新」と続く。1位の「金」も、オリンピック・パラリンピックの日本人選手などの活躍による、光をあらわす「金(キン)」と政治の裏金問題などの影をあらわす「金(かね)」の2つの意味を示しているらしい。
さて、本会議一般質問で5名が登壇し、私は2番目で、市長の政治姿勢で「いのち」を守る観点から「道」と「動物」について質しました。なぜ、道かというと、10月に北九州市にあるゼンリンミュージアムを見学、郷土史や平塚文書・寄磯文書と「伊能忠敬測量日記第1巻」牡鹿半島の部分を行く前に読んでいて伊能忠敬ほか5人が『享和元年(1801)年九月朔日、朝より晴・六ツ後出立・船にて海岸引縄を以測量す。福貴浦、小網倉浜、大原浜、給分浜、小淵浦、此所は上港なり。』云々と書いてあり、副館長で学芸員の新井啓太さんにお声を掛けていただき解説してもらい、伊能忠敬と吉田初三郎の話で盛り上がりました。金華山測量や鮫ノ浦の肝入善兵衛宅に泊まり9月5日に寄磯浜などに測量した経過が書いてあっについて話すとタブレットで伊能忠敬の足跡図を見せていただき、確かに通っていますと答えが返ってきて大変楽しくなりあっという間に時が過ぎました。道と言えば、令和4年7月29日文化庁が認定する日本遺産「みちのくGOLD浪漫 黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる」に追加認定された本市の「金華山詣」と「金華山道」も先人たちが築き上げた「道」であります。どう語りつなぎ、守り、現代にマッチングするようにするか大事です。(1)総合防災対策特別委員会行政視察で先月、能登町役場で「能登半島地震の被害状況と今後の対応について」危機管理室長からご説明いただいた。行く途中の道路は未だ整備が遅れがちで、いのちを守るライフラインである「道路」整備の重要性を強く感じてきた。似たような地形の牡鹿半島道路について市長の所見を伺う。(2)風越第2トンネルの前倒し整備を市長と木村議員と行った際に、桃浦地区の沿岸部を高盛り土で実施して欲しいと区長海からの意見通り要望したが、従来のレベルのようだが、市長の所見を伺う。(3)女川原発2号機が今月4日に起動し26日に営業運転を開始する予定。動く市長室牡鹿地区で桃浦までに第2トンネルに続き、荻浜・小積浜への第3トンネルの次期計画の質問もあったが準PAZ地区は時化など考慮すると船舶だけではなく、車での移動も重要で国・県への要望がいのちを守る大事なツールだと思うが市長の所見を伺う。(4)渡波地区新たな津波避難対策検討協議会で、地区内33行政区アンケートで車避難が半数以上占めたと報告された。理想だけでは無く現実問題として車避難の在り方や避難同整備を抜本的に見直す必要があると考えるが市長の所見を伺う。(5)議会報告会でも市民の方々から指摘されたが、避難箇所先などの見直しも必要と考えるが、市長の所見を伺う。(6)復興住宅に住んでいたおじいさんが救急車で搬送され、1ヵ月近く経って猫の鳴き声が聞こえた事例から、ペット化の場合犬は登録制だが猫は登録されていない。行政としてペット情報を提出し互助会に入ることを入居の条件としてはどうか市長の所見を伺う。(7)自治と互助でペットを守る仕組み作りが重要。民間であるNPO法人アニマルクラブ石巻だけに頼るのでは無く、行政としてしっかりとリードしいのちを守る必要があると考えるが、市長の所見を伺う。そのほか、再質問で詳細に伺った。