2月9日(日)環境改善

 日本経済新聞Scienceに『宇宙の運命探る新たな「目」 すばる望遠鏡、天体の「国勢調査」』が掲載された。米ハワイ島のすばる望遠鏡が新たな「目」を身につけ2月に本格稼働した。最大約2400個の天体を同時に観測できる新たな装置が構想から15年経て運用にこぎ着けた。数百万個の天体を「一網打尽」に調べ、銀河形成の歴史や宇宙を満たす正体不明の暗黒物質(ダークマター)の性質など宇宙の謎の解明に挑む。「すばる望遠鏡で史上最大の観測計画になる。とてもエキサイティングだ」。プロジェクト代表で東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)の村山斉教授は期待を寄せると。キーワードとして、「暗黒物質 銀河の成り立ちに関係」で、宇宙を満たす正体不明の物質の一つで、質量はあるが光を出さないため目に見えない。宇宙の成り立ちに密接に関わっており、宇宙の初期には暗黒物質の重力にチリやガスなどが引き寄せられ、星や銀河ができたとみられている。暗黒物質の正体の解明は、宇宙の約約7割を占める暗黒エネルギーの理解にもつながる。重力に逆らって宇宙の膨張を加速させている謎のエネルギーで、宇宙の始まりや将来との関係が注目されている。膨張の加速が進むと遠い未来、宇宙が裂けて壊れる「ビックリック」が起きる可能性も指摘されている。
 さて、「こがねはマルシェ」は「ラブラブ・マルシェ」。今回は総勢24店舗で新規出店3店舗、外ではキッチンカーが8台とテント出店。開始時のミーティングから潜入。新規店舗の絵手紙作家大坂さんと占いセラピスト結城さんとお話しできた。Shimaから改名Shining Denimで主催者の西條代表とパチリ。続いて、旧観慶丸商店へ。お誘いをいただいた「サロン・ド・ねこ」主催の譲渡会だ。可愛いいネコがいっぱい。ワンコインカフェで募金も含めコーヒーブレイク。続いて、石巻市かわまち交流センターで、こども隊員とこどものままの大人隊員が採集した石巻自然文化研究会主催の「石巻昆虫レンジャー展示発表会2025」へ。カブトムシや蝶々、ゾウムシなど標本25箱は見事だ。ランチを食べ、石巻市ささえあいセンター3階ささえあいホ−ルへ。「食と農と健康を考えるシンポジウム」が午後1時30分から第1部映画上映「静かな汚染、ネオニコチノウド」浸透性農薬は〈いのち〉に何をもたらすのか?第2部「(仮)ネオニコチノイド系農薬の使用が魚類の生態系に与える影響」〜金魚の整理的障害、索餌行動等に影響を与えるネオニコチノイド〜の題で石巻専修大学理工学部生物科学科農業博士 角田出 先生。3部質疑・意見交換。ネオニコチノイド系農薬は、1980年代から日本で急速に普及した。ネオニコチノイド系農薬は、実は水に溶けやすい性質から、ひとたび使用されると容易に河川や地下水に移行し、水系汚染と共に動物の生態系に影響を及ぼしていることが分かったと。残留農薬のリスク管理、ヨーロッパに比べ日本の対応は遅い。植物はもとより昆虫など生態系も壊しかねない。昆虫レンジャーのの標本も作れなくなるかも知れない。今、自分ごととして何が出来るか。夕方、竹浜と牧浜へ。雪が時折舞っている。個が全体を包含してしっかりと対応することが大事だ。

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