2月27日(木)

 日本経済新聞春秋に、新聞社に入って驚いたことのひとつに、ひっきりなしに届く真偽不明の情報がある。著名芸能人の訃報がファクスで送られてきたことがあった。亡くなった日時や死因も記されている。事務所に確認してウソだと分かったが、いったい、誰が何のために書いたのだろう。ジャーナリストの六角弘さんは怪文書を定義する3つの条件を挙げた。差出人が不明。ターゲットの存在。不特定多数にばらまかれる。義憤に駆られた告発があれば、特定の相手を貶めるのが目的の中傷もある。企業や官庁、教育界と分野もさまざま。「戦後の日本は、怪文書の洪水といっていい」(「怪文書」)と書く。政治に世界はその最たるものかもしれないと。初当選の2000年には「怪文書」が多かったと振り返ると感じる。大震災後も「NPOを操る」や痩せてからの出馬の際には、「末期ガン」など誹謗中傷が確かにあった。めげずに果敢に挑戦し続けたことが今日に役立っている。
 さて、本日9時30分に、先の石巻市議会議会改革推進会議で昨年6月から議会活性化に向けた検討課題について協議を重ね結論が出た3点(1タブレットの導入に伴う紙の削減について、2議員の個人情報公開について、3予算・決算の審査方法について)について、正副会長で議長に提言した。10時から本会議、令和6年度の補正予算案の質疑。終えて、議員定数等調査検討特別委員会が開催され、傍聴。(1)調査報告について、 (2)石巻市議会議員定数条例の一部を改正する条例(案)について、まとめ石巻市の実情に応じた議員定数等について検討を重ねた結果、 議員定数については、人口の推移や財政状況等を考慮し、削減が適当であるが、議会の監視機能や充実した審議を維持しつつ、効率的な議会運営を図り、市民の負託に応えるため、 「本市の議員定数は、28名とすべきである」 議員報酬については、他の自治体の動向、近年の物価上昇なども考慮し、全国的な地方議員のなり手不足の問題にも対応しながら、 「引き続き調査・検討を行う」との結論に至った次第であります。 今回、議員定数削減案を取りまとめたことに伴い、当委員会では、この調査結果に基づき、議員定数を30名から2名削減し、28名とする議員定数条例の一部改正を提案すると。終了後に会派室で勉強会。午後1時30分から、演歌歌手『西 夕子』さん。2月20日全国発売のニューシングル『明日への架け橋』・『津軽じょんから恋みれん』。石巻記者クラブでの取材に同行。『明日への架け橋』は、西夕子さんの出身地である女川町出島に昨年12月19日に島民悲願の橋が開通した思いを自ら作詞・作曲を手がけた思いのある曲。先ずは、地元から盛り上がり全国へ、宜しくお願いしますとSNSでも発信。その後、渡波へ。

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