3月16日(日)思考回路

 日本経済新聞Scienceに『東大入試数学、AIが合格水準 推論モデルで進化、教育に影響も』という見出し。人工知能(AI)は東京大学の入試問題の数学を「合格レベル」で解けるほどになった。これまでは他の科目に比べて数学は苦手だったが、2024年9月以降、米オープンAIの「o1」など「推論モデル」と呼ばれるAIモデルが相次いで登場し、従来とは異なるアプローチを身につけて状況が一変した。「o1は東大合格者のレベルに達したと言っていい」。国立情報学研究所の新井紀子教授はAIの進化に舌を巻くと。キーワードには、『AIの計算モデル 経験則が開発をけん引』と、推論モデルは単なる大規模言語モデル(LLM)ではなく、数学などの論理的な思考を必要とする課題の解決に特化している。2024年9月以降、相次いで登場した。o1やo3のほか、中国DeepSeek(ディープシーク)の「R1」や起業家イーロン・マスク氏が率いる米xAI(エックスエーアイ)の「Grok(グロック)3」、米アンソロピックの「Claude(クロード)3.7Sonnet(ソネット)」などは推論の能力が高いと。人もうかうかできない。
 さて、あいにくの雨。例年参加している『食べて応援しよう!in仙台』をやめ、繰り上げて講演会へ。村井嘉浩知事、森下千里衆議院議員、秋葉賢也前衆議院議員も出席。繋げる大切さで改めて雨の中、考え実践する大切さ。サンフランシスコに向かう息子へ寄って行くかなぁと思いつつ、各整理で自宅へ戻った。文献など読み漁りながら、AIに負けない思考回路を鍛えるにはどうすれば良いかなど考えてみる。いろいろ難しい。書きたいと思っていた書を試みる。墨の匂いと線の書き塩梅ぬスッキリ。

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