8月28日(土)代表選活発

 民主党代表選「菅直人首相VS小沢一郎前幹事長」で固まって初めての週末となり、両陣営の所属国会議員はそれぞれの地元で、地方議員や党員・サポーターなど「地方票」の争奪戦を本格化させる報道がなされていた。かつて「小沢主義」小沢一郎(集英社インターナショナル)を読んで日本史上の「三大改革」を①大化の改新、②織田信長の天下統一の試み、③明治維新をあげ、特に、織田信長に関しては比叡山や一向宗との巨大組織の既得権益による中世社会を打破し産業振興のため楽市・楽座という画期的な政策を称賛している。
 昨日読んだ神部さんの時代背景と重なり思いも理解できる一方、ときのリーダーたちの芸術に関する思いも併せて感じることができた。「人口減少時代における地域政策のヒント」牧瀬稔・中西規之 編著(東京法令出版)を読む。人口減少は全国同様の悩みで、事例等もあり理解しやすかった。現実対応をしっかりと行い、国家・国民に焦点をあて、疲弊する地方、厳しい経済情勢に対応して欲しい。日経ビジネスに「食べないものを売るな」玉村豊男がタレント知事を例(県内で誰も食べない1個数千円もするマンゴーを県外に売り込むことで知事名をあげる時代でない)を出し「地産地消」ならぬ「地産外商」だと。論点をしっかりすべきだ。
 さて、伯母の焼香に登米市へ。これまで我が国の基盤を築いてきた先輩たちに自慢できる世にしたいものだ。

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