4月12日(土)小積浜五十鈴神社例大祭

 明治も半ばになると、新興国家・日本を旅したいと思う外国人が増えてきた。しかし今と異なり交通手段は限られ見物も宿泊も簡単ではない。失望する人を減らそうと非営利団体を立ちあげた2人の実業家がいた。大河ドラマにもなった渋沢栄一と三井物産の益田孝だ。その組織「喜賓会」は財界人らの賛同を得て1893年に発足した。都内の渋沢史料館で活動史を展示している(5月11日まで)。旅館に改善を指導し通訳を育成したと。いま年か3700万人近い外国人が観光や仕事で日本を訪れているという。訪れる人と迎える人とのいい出会いが本当に生まれて欲しいものだ。
 さて、小積浜五十鈴神社例大祭が行われた。先の天気予報はよくなかったが、天気に恵まれ、東日本大震災で移転を余儀なくされた氏子の方々にもご出席いただき開催。隣の荻浜行政委員がこの4月から江刺みゆきさんから伏見眞司さんに代わり乾杯の御発声をお願いし和気藹々で和やかな時間を過ごすことができた。大国宮司さんからもお話ししていただいたが、神社に登っている間にインバウンドの観光客が小積峠と金華山道を歩いていたことが紹介された。しっかりと観光も力を入れていきたい。終えて、二次会は、区長さん宅へ。夜、宇宙を見上げると綺麗な満月。「ピンクムーン」か。

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