5月26日(月)歴史の光
どこの土地にも歴史の光があたった時代がある。新潟県の糸魚川は縄文時代にヒスイ文化を生み、石器から勾玉(まがたま)まで、優れた加工技術で古代の営みを支えた。深みをたたえた光沢と滑らかな上質の手触りを求め、週末のヒスイ海岸には首都圏ナンバーも数多くみられた。糸魚川のヒスイが生成されたのは5億年前。プレートが沈み込む地底の話だ。2000万年前くらいから日本列島は東西に割れながら大陸を離れ、やがて一つに。当地のフォッサマグナのミュージアムで悠久な地質学の解説に浸り、地政学が突きつける人類の愚行をしばし忘れたと大の里関が横綱になる話へと続く。そして大谷翔平さんのように謙虚な表情や立ち振る舞いだと。理不尽な世でも、あきらめず自分を磨きたいーそんな勇気をくれる若武者の誕生に感謝したいと日本経済新聞春秋。
さて、市役所に行き会派室へ。整理と午後からの郷土史の講演準備。午後1時に会場に到着し雑談。1時30分から私が講師で第一回「楽しく学ぶ郷土史」がスタート。ご紹介は『大人氣講師である阿部和芳先生が語る郷土史は統合パワーで時空を超えます。先生のお話をもっと聴きたいです』というオファーをお受けいただきました。【殿】という愛称で慕われる和芳先生の貴重なお話を聴きにお集まりくださいませ』のご案内だったので、先生はやめて、みんなで良き日本を取り戻しましょうと話た。会の名称も『和み塾』に決定し1時間半とても楽しめた。次回は日本遺産で巳年大祭の金華山で開催。お疲れ様。