7月31日(木)検証

 昨日の地震による津波から一夜明け、夕方まで津波注意報も解除されず緊張が続いた。日本経済新聞社説にあったように、ロシア・カムチャツカ半島付近で起きた大地震の影響で、太平洋沿岸の広い範囲に津波が到達した。被害を防ぐため十分に警戒するとともに、日本列島が抱える津波のリスクを改めて直視し、備えを新たにしたいものだ。気象庁はマグニチュードが当初の推定より大きくなったことから、一部地域の津波注意報を警報に格上げして避難を呼びかけた。震源が遠隔地で、警報が長い時間続く可能性があるとも説明した。各地では高台に避難する人々の姿がみられた。東日本大震災や能登半島地震の教訓が生きた部分もあろう。夏休みで海や川のレジャーに出かけている人も多い。1メートルを超す津波を観測した地域もある。警報は夜までには注意報に変わったが、油断せずに安全を確保することが大切だ。猛暑の中での避難には熱中症のリスクもある。近年は地震や津波の際に異常気象が加わるといった「複合災害」が問題になっている。30日には兵庫県丹波市で国内の観測史上最高気温となる41.2度を記録した。行政は避難先での酷暑対策や食料の確保など、避難者の体調管理に万全を期すことが求められる。交通網にも広く影響が出た。首都圏でも複数の鉄道路線が運転を見合わせ、タクシーを待つ人たちが長い行列をつくった。帰宅困難者の支援は、今後見込まれる大災害でも大きな課題のひとつだ。鉄道事業者をはじめ関連する企業や自治体などは、必要な対応を進めてほしい。大津波を伴う南海トラフ巨大地震や人口密集地を襲う首都直下地震は、いつ起きてもおかしくない。普段から防災・減災の意識を高め、我が事として備えることが不可欠だ。今回の地震と津波を、その再点検のきっかけにしたいと。SNSでもいろいろ指摘されており、真摯に対応する必要がある。車で逃げて渋滞、避難所運営、解除など。また、近年高水温やノロウイルスなどカキ養殖漁業は厳しい経営を余儀なくされているにも関わらず施設に被害が出ている。台風9号も近づいていて被害が拡大しないことを願っている。幸い人的被害がなかったが、検証が必要だ。昨日、石巻市にオープンしたラーメン店「すず」。カムチャッカ半島地震で行けず本日伺い「ゆず香る蒸し鶏塩ラーメン」を美味しくいただいた。途中宇都宮議員と一緒になり、SNSの力を垣間見る。夜は、娘の誕生会。お疲れ様。

コメントは受け付けていません