11月29日(土)検証
公営住宅の空き家の有効活用の事例。『寮やアトリエ…「目的外使用」で蘇る公営住宅 空き家率、15府県で改善』日本経済新聞 。昭和時代に大量供給された公営住宅で、相次ぎ発生する空き家を有効活用して蘇(よみがえ)らせる取り組みが全国に広がっている。学生や技能実習生の寮など本来の目的と異なる弾力的な運用で、15府県が空き家率を下げた。最も改善幅の大きい宮崎県では、高齢化や退去で低調となった自治会の清掃活動などに一部で活気が戻った。国土交通省は公営住宅を供給する全自治体を対象に、管理する住戸や空き家の数を年に1回調査している。このうち住人が撤去後1年以上空きが続く入居者募集中の住戸数と割合について、都道府県別に提供を受けたと。東北地方でも公営住宅の本来の目的とは異なる弾力的な運用が広がる。空室を企業の社宅や移住者向け住居とする施策が進んでいる。市街地の公営住宅は入居希望者が多い半面、老朽化した施設や郊外の住宅は空室が目立つ。居住者の減少は自治活動にも影響が出かねない。使われていない自治体の資産を生かし、多様な住民を呼び込む。東北6県で2023年度時点で5年前より空き家率が改善したのは福島と岩手の2県だった。
さて、石巻市博物館で『毛利コレクション特集展 暮らしの道具「下手物」-杉山寿栄男が描いた毛利コレクションー』が開催されている(2026年3月8日まで)。杉山寿栄男が描いた毛利コレクションに焦点を当て、杉山が毛利に宛てた手紙を読み解きながら、彼らが暮らしの道具に向けたまなざしや関心を紹介されている。1926年、柳宗悦らが進めた民藝運動では、俗に「下手物 げてもの」や「雑器 ぞうき」と呼ばれていた暮らしの道具を、「民衆が日々用いる工藝品」と捉え、「民藝 みんげい」と呼称することを提唱したと。また、杉山が東北地方の郷土玩具を描いた屏風も面白い。移動して、「和渕恵比寿講互市」が明日まで開かれいる。互市は100年以上の歴史があるが、今年で最後の開催になるという。地元商店などで新鮮な野菜や手作りの漬物、パン、お菓子などを販売している。野菜と漬物を購入した。最後と聞くと何やら切ないので、「ネギ買って奥さんをネギらう」と言って(笑)。続いて、鈴寛ギャラリーも恵比寿講互市に併せ絵画や陶芸品の展示販売、フリーマーケットがあった。ご案内をいただき、ギャラリーで鈴木オーナーと懇談した。絵画での街づくりなど大変面白かった。また、知り合いの方々に声を掛けていただき嬉しくなった。お昼を回りせっかくなので、前谷地の「鬼石様」について聞かれ、地元紙に掲載され見に行った。石の剣が飾られた台座に支えられ大きな岩に貼り付けられたようなものが彫られている。隣には「鬼石様」と書かれた石碑がある。なんでも「坂上田村麻呂が箟岳から蹴り飛ばした石」として口碑伝承されているという。坂上田村麻呂と言えば、ヤマト朝廷に仕えた貴族で、伊勢の鈴鹿山にいた鬼の美女「悪玉」と結婚し、その妖力も手に入れたなどの伝説もある。蝦夷の奥州征伐に赴いた。延暦20年(801年)頃、戦勝と平和を祈念して箟岳山の山頂に寺院を創建したとされているので納得。帰りに楯石ストアへ。パトカーや自己処理車があった。子どもが跳ねられ救急車が来て事故処理で警察の方々が来ていたと。師走に入ればさらに慌ただしくなる。事故が起こらないように余裕をもって行動を心がけたい。セオリーホーム カルチャールームで午後2時45分から「和気優 LIVE」。和気優さんは、大分県臼杵市生まれ、米作りをしながら全国を巡るミュージ シャン昨日の気仙沼に次いで初の石巻市でのLIVE。村上美貴子さんとセオリーホーム八木ひとみさん、「マコモ」代表(株式会社リバーヴ社長)の小野寺光広さんが挨拶、同社及川伸也さんがマコモバックの説明。いよいよ「静かなる革命ツアー」縄文米は、古代米の黒米、赤米、緑米にイセヒカリ(伊勢神宮伝来の米)を4つの話の後に力強い音楽と歌声で会場を一体にした。夕方帰ると議会から教育長の記者会見する内容。ニュースで、石巻市内の中学校にカメラを設置して学校関係者の着替えを盗撮したとして、宮城県警河北署は本日、石巻市の教諭の男(53)を性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕を受したと。併せて宍戸教育長ほか謝罪をしていた映像、残念だ。