12月11日(木)東日本大震災から14年9ヵ月の月命日

 東日本大震災から14年9ヵ月の月命日。本日10時に一般質問登壇のため、朝一で震災遺構大川小学校へ。この冬一番の冷え込みで水溜りが凍っていた。東日本大震災の2日前にも大きな地震があった。いろいろな思いがあったが、合掌。午前10時に市議会が開議され、市長から、北海道・三陸沖後発地震注意情報の発信についてと器物損壊事件に係る告訴状の提出について行政報告があり、続いて登壇。『きょうは、東日本大震災から14年9ヵ月の月命日です。朝一、大川小学校で手を合わせ、ずっと続けている亡き妹と甥っ子たちと犠牲になった方々の御霊が安らかになるよう祈って参りました。折しも8日午後11時15分頃に携帯電話から緊急地震速報の音が鳴るや否や揺れ出しました。青森県東方沖を震源とする地震だと報道され、青森県八戸市で震度6強を観測しました。震源の深さは50キロ、地震の規模を示すマグニチュード7.5。その後、石巻市議会のリンキットに安否メールが一斉に鳴りました。東北の沿岸に津波警報・津波注意報が発令されたことを受け、東北各地では避難所の開設や情報収集などに追われました。石巻市内でも海岸防潮堤より海側と半島沿岸部低平地に避難指示が出ました。そのため日和山公園には住民が車で次々に避難し、車両は9日午前0時ごろ、約50台に達したと報道されていました。東日本大震災の2日前にも地震があり亡き妹から「お兄ちゃん、大丈夫だった」と心配する電話連絡を受けたのが最期の会話となったことを思い出しました。より大きな地震の可能性が平常時より高まったとして、先程市長から行政報告があった通り「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。北海道や東北、関東の7都道府県182市町村を対象に今後1週間、より大きな地震に警戒を呼びかけておりますので、決して油断せず「備えあれば憂い無し」十分注意をお願いします。それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。帝国データバンク仙台支店が4日まとめた東北の11月の企業倒産集計(負債額1000万円以上)によれば、倒産件数は前年同月比31.6%増の50件、負債総額は34.8%増の64億6,500万円でした。宮城県では、11月としては2000年以降で最多の17件に上り、東北全体を押し上げたとされていました。業種別では小売業が最も多く、飲食関連が占めていました。仕入れ費の高騰が響き価格転嫁が進みづらい小売業など由々しき問題となっています。東日本大震災から年が明ければ15年を迎え、石巻市はじめ市内経済界も呼応するかのように厳しい状況であります。その中で、先月18日牡鹿半島の東西を結ぶ県道女川牡鹿線のうち大谷川浜小積浜道路のトンネル部分(仮称)大谷川浜小積浜トンネル(820メートル)が貫通し、その貫通式に立ち会え、一筋の光を見出し感無量でした。2024年7月に掘削工事が始まり、2027年の供用開始へ向けて進んでいます。半島東側を通る県道女川牡鹿線と西側の県道石巻鮎川線を結ぶ大谷川浜小積浜道路は全長1,840メートル。片側1車線で車道の幅員は6メートル。万歳三唱を行う中で、ライフラインとして、また避難道としてのインフラ整備の重要性を改めて感じたところであります。このトンネルように、市政や財政面などすっきりと可視化・透明度をしっかりと示すことの大切さを改めて認識した次第であります。そこで、主要地方道石巻鮎川線3期工区について、住民説明会で令和9年供用開始を目指すとしていた県が9月議会でも述べましたが、県の財政難のため着工の時期が定まっていないままであります。ここは、急勾配のカーブが続く難所をトンネルで解消し、原子力災害を含む有事の避難道や住民の生活道としての利便性を高めるとして延長2.7キロの整備です。1期工区で整備した風越トンネルの出口近くから桃浦漁港付近までで、うち1.6キロはトンネルで山間部を横断する計画が頓挫したままだですが、先に話した有事対応など、先が見えません。これまでの対応と市長所見、今後の対応について伺います。次に、持続可能な行財政改革について、硬直化している県の財政が厳しくトンネルも着工時期不明ですが、当市財政も極めて厳しい状況下にあります。来年度の予算編成方針を少子高齢化や人口減少によって厳しさを増す財政状況を踏まえ、既存事業の見直しや職員の意識改革を徹底し、歳入に見合った歳出規模を目指すとし、一律10%削減など渡邉副市長から課長級職員を対象にした説明会で話したと報道がありました。石巻丸の舵取りとして市長の所見と対応について伺います。次に、人口減少対策には稼げる街とする一方で、稼げる自治体も重要な視点だと思うが、歳入では、ふるさと納税で昨年度20億1千万円から本年度は25億円計画から上方修正の28億円に目標額がアップしたことに対してこれまでの努力も含めて評価するものです。一方、市内で実施する事業について地産地消から市内業者で出来ることは市内業者で行うということが大切だと思いますが、市長の所見を伺います。次に、歳出は、財政を脅かす大型事業、石巻広域行政事務組合でのゴミ処理施設や先般示された本市陸上競技場基本計画などの建設の実行を決断する考え方・指針について、市長の所見を伺います。次に、今月初めにも2名のいしのまき観光大使を任命致しましたが、いしのまき観光大使の任命と活用について、市長の判断について所見を伺います』と1回目の質問を行い、1つ1つ再質問を行った。本日は6名、終えて午後5時30分から、石巻ライオンズクラブ第1555回例会・第64回クリスマス家族会に石巻日和ライオンズクラブからL松田会長・幹事の私・L垣田会計の3役で出席。きよしこの夜斉唱しサンタさんからのクリスマスプレゼント、L石川達雄名誉顧問の乾杯で和やかに、恒例の成澤演芸団、楽しみラッキーカード抽選、また会う日まで斉唱、L伊藤清彦ゾーンチェアパーソンのライオンズローアへ。お疲れ様でした。

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