10月27日(水)山口県宇部市

 宇部全日空ホテルから、視察項目の現地である「ときわ公園」にバスで移動し常盤公園内の「湖水ホール」へ。宇部市議会事務局杉谷マリ珠理さんの進行で同総務課長山崎泰秀さんから歓迎の挨拶と宇部市の概要(石炭産業の隆盛により、大正10年10月市制を施行、戦後素材供給型化学工業を中心とする臨海工業都市へ。その際生じた公害や官民一体となって相互信頼で克服し環境共生都市。唯一の観光資源でまちづくり。人口174,610人、77,900世帯、市域面積287.71K㎡)、続いて高橋会長から御礼の挨拶。
 「ときわ公園設置の経緯等について」市公園整備局公園緑地課有木明信課長、同課白井幸雄工事係長、同課橋本勝知緑化推進係長のパワーポイントで説明を受けた。宇部市の公園数、街路樹、緑化推進事業(昭和52年から着手)、緑化推進経費(22年度予算273万5千円)、常盤公園の位置(市街地東部へ多様なレクリエーションの場・市民の憩いの場、常盤湖を中心に189ヘクタール、総合公園全国で第1位)、歴史・沿革は1688年の元禄11年まで遡り人造湖で造成し、歴史は古い。さらに、「緑と花と彫刻のまち」の概要、総予算、全体事業など詳細。質疑も活発、収入状況(駐車場5千万円)や経済効果など。年間来園者が平成17年(43.7万人)をピークに20年度(37.5万人)まで減少、指定管理から直営でイベントを増やし21年度(41.2万人)と増加したことは特筆だ。質疑後、UBEビエンナーレの応募作品、石炭記念公園、ときわミュージアムを案内されご説明をしていただいた。指定管理と直営のあり方など再考することが大いにあった。

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