1月14日(金)菅改造内閣

 菅直人首相は内閣を改造し記者会見の模様を見た。無所属の与謝野馨氏を経済財政担当相に起用したことについて「社会保障制度と財源の議論を国民的議論に深めたいと考えたと。自民党の比例区で当選したちあがれ日本の新党へ移動し本日離党し無所属での入閣に違和感を覚えたが、首相は与謝野氏に責任者になってもらったのは内閣改造の一つの大きな性格の表れだ」と述べ、社会保障制度と税制の一体改革を推進する決意を強調した。結果的には、17人の閣僚の内訳は、新任4、横滑り2、留任11。参院で問責決議を受けた官房長官の仙谷由人、国土交通相の馬淵澄夫の両氏と、国家公安委員長の岡崎トミ子氏は退任。新官房長官には、民主党幹事長代理の枝野幸男氏が起用された。尚、首相は内閣改造と合わせて民主党役員人事を断行し、空席の代表代行に仙谷氏を起用するほか、国対委員長の鉢呂吉雄氏に代え、防衛副大臣の安住淳氏。斎藤勁国対委員長代理は留任。
 しっかりと国家を考え、国民の暮らし方向性を示すべきだ。国内景気、雇用の問題など山積している中、活動を注視していきたい。

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