1月20日(木)善意
24節季「大寒」の名の通り寒い朝を迎えた。今日は一年のうちでもっとも寒い頃だからです。三本木に向かったが雪、吹雪いている。寒さの中にあっても、心に温かなものを感じたいと思っていたところにメールが、「伊達直人がつながりにも来た」という内容だった。早速「すごい!」と返信したが、気になりつながりの家に。
何と全国的に児童養護施設にランドセルなどを贈る〝マンガのタイガーマスク現象である「伊達直人」が広がる中、我が、障碍児と共に歩む会である「つながりの家」にも封書で寄付が届いた。差出人は不明だが5万円同封され「障害のある子どもたちのために役立ててください」というメッセージが添えられていた。全国はもとより県内でも年明けから施設への寄贈が増えてきていたが、石巻地方では初めてとなる。大寒の寒さの中、ホッと心温まるのを感じた。つながりの家には地元紙をはじめ取材も相次ぎ、やってくる人たちも「私がタイガーマスクです」と言う人が多かったようだが、善意の伊達直人は名を名乗らないものだとスタッフと話ながら、とても嬉しそうだった。
善意と言えば、尊敬する前教育長阿部和夫先生が毛利コレクションへ1,000万円寄付され、地元両紙に掲載されていたがとても素敵な笑顔の写真だった。現役時代の思いがしっかりと伝わり大変良かった。温かい輪が広がって欲しいものだ。