2月3日節分
大寒より15日目で立春の前日の節分は、高気圧の影響で予報通り青空が広がり、穏やかで暖かくなった。節分と言えば豆まきがメインだと思っていたら恵方巻きがその座を奪ったようだ。豆まきで邪気を払い、家内安全や無病息災、商売繁盛を願うものだが、同様に恵方巻は、節分の夜にその年の恵方に向かって(ちなみに今年は南南東)で目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かぶりする。車で移動中、ラジオ石巻から山徳平塚水産株式会社の平塚隆一郎社長が関西方面から伝わった「節分イワシ」について話していた。これは、鬼や邪気を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払います。“イワシの頭も信心から”(意味:イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように霊験あらたかに思われるということ。)ということわざもこの風習からきているようです。
早速、夜は我が家で恵方巻きと豆まき、イワシは残念ながらこの次に・・・・。