1月8日(金) 鉄鋼スラグ
月刊ガバナンス12を読んでいると「鉄鋼スラグから生まれる製品が環境時代の救世主になるかもしれない」が掲載してあった。年間4000万tの鉄鋼スラグを活かしたエコ・プロダクツとして沿岸域の磯焼けを半年足らずで豊な海藻の森へと変身させる魔法のような製品として扱っていた。昨年12月の定例会で「元活」石巻!プロジェクトとして万石浦湾再生事業としてカキ殻と鉄鋼スラグを混ぜ、魚礁として撒いて再生すべきと提案した経緯がある。海のサプリメントだ。記事には文明と自然の共存を目指してとあり新日本製鐵の鉄鋼スラグ商品「ビバリーシリーズ」とJFEスチール製品「マリンブロック」製品を紹介、温暖化や白化現象などで減少が著しい珊瑚の再生に確かな成果を収めているとしている。さて、今月20日漁協青年部の漁業研究会の総会が開催される。若手にはチャレンジ精神で取り組んでいただきたい。やっかいなものでも視点を変えると貴重なものになるかも。