1月11日(月) 改革

「次代を創る」岩國哲人(学研)を読む。プロローグであなたが日本を変えるという成人式での挨拶ではじまり、エピローグで出雲市長としての挨拶で締めくくられている。著作が平成5年だが、政治不信など課題は現在も変わらぬ気がする。同時に、「権力の道化」櫻井よしこ(PHP)も読んだが高速道路「民営化」と「無料化」の虚構を猪瀬氏から小泉首相と出来レースのシナリオが進む、怖く怒りの出る話だ。民主に政権交代し無料化へ、この国は一体誰のものか。さて、日本経済新聞1面に「地方自治法を抜本改正」が掲載してあった。総務省は地方議会を見直し市町村の首長が議員を在職のまま副知事や副市長、各部局のトップに起用するものだ。「地方主権」の実現に向けた基盤整備だ。改革の美名、真に国民に喜ばれるものとなって欲しい。

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