3月14日(月)大震災 4日目
久し振りにぐっすり眠れたが、寝付くまで寒さで震えた。午前7時歩いて牧浜へ。それにしても、地元の大惨事に驚く。昨日の暗い中で見た地元の様子とは違い、改めて明るい中で家々が崩壊している津波のエネルギーの凄さだ。地蔵様の付近にコンテナが横断され、タンカー作業船が堤防を破壊し乗り上げていた。東浜小学校に避難していた人々が体調を崩しヘリで運ばれていた。友人に乗せられ軽トラックで竹浜が1軒のみでやられ、狐崎に狐崎事務所など8軒ほどで比較的被害が少ない。声を掛け鹿立に向かうが、道路が亀裂し鹿立には家がない。友人がコツコツとやってきて構築したものが一瞬で消えたと漏らした時は胸が詰まった。次に、福貴浦も高台の家が残っただけで、破壊されていた。小網倉へ移動したが、ここも神社を残し全滅状態だ。海にはコンテナが何個も流れていた。午後から荻浜小学校避難所へヘリを寄こしてくれやお叱りをいただいたが、本庁で反映させると約束してきた。移動し日和山から南浜町付近をのぞむと、壊滅状態だ。市立病院と文化センター、看護寮のみ・・・何ということだ。中瀬も萬画館くらいしか見えない。日和山から本庁へ午後5時半に戻り状況を説明し要望事項を伝えた。菅原総務部長をはじめ被災しても活動する職員にひたすら感謝します。