3月23日(水)大震災 13日目
母の薬が切れるという事で牡鹿病院へ行く(掛かりつけの病院はこの津波で流されてしまった)。風邪ひきで混んでいたので薬だけお願いしたら同じものをいただいてきたと。鮎川の状況を見せて帰りながら電気でも早く点いて欲しいと思い電柱を確認しながら自宅まで来た。十八成浜と大原、小網倉の街の中が倒壊していたが道なりはしっかりとしていたので思ったより早く通電しそうだと母が言うので東北電力に電話した。
庭の梅が花咲き、スギ花粉が飛んでいるのが見える。今日は特に、目のかゆみと鼻水、くしゃみが続く。地元小積浜で1人の遺体が発見され、行方不明者はあと1人。ラジオから「明けない夜はない」という放送が流れる。午後から一段と冷えがきている。ロウソクを見つめながら早く夜が明けて欲しいと思った。