5月11日(水)大震災 62日目

 3月11日の東日本大震災から2ヶ月を迎えた。唐突的な村井宮城県知事の東日本大震災復興構想会議での水産業の早期復興策(1)水産業の国営化、(2)水産業復興特区の創設の真意を確かめるため8時過ぎ宮城県漁協に行き県の考え方とこれまでの経緯を伺った。9時半からは宮城県漁協経営管理委員会が開催されるということで混雑していたが2ヶ月が経過し宮城県漁協と宮城県のキャッチボールにしっかりとなされず、末端の漁業者が生産意識が薄れるという事態に陥っているようだ。県に補助金要請だけでなく、主人公である組合員に見える形で集約し宮城県漁協の方向性を示す必要がある。対策室の設置も表面上良いが組合員の声を聞き、何をどうすれば良いかということに尽きる。協業化や漁港集約など具体的な話し合いもなされていないようだ。県の投げかけを受け止めアンサーしなければならない。
 県漁協から石巻地方広域水道企業団を訪れ、荻浜地区の仮設住宅が進まない理由の大きな1つであるインフラ整備の水道計画が先月も見込めずだが、1ヶ月経過しても進捗度合いが見えない。努力していることは評価するが、現実にいつまでを目途しているのか計画を示しても良いのではないか。震災から2ヶ月避難生活は限界に来ている。いつ着手できるかを示すことで避難者の安心感が出てくる。どうか避難者に希望の光を与えるため助けて下さい。岩崎局長と懇談し懇願してきた。
 午後からは、「命煌」プロジェクトについて後援の依頼など明日からの対応など協議した。何とか復興への第一歩としたい。

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